Car Watch ホンダ、「インターナビ・リンク」のスマートフォン用アプリにナビ機能を追加
本田技研工業は5月24日、同社の4輪車オーナー向けテレマティクスサービス「インターナビ・リンク」のスマートフォン用アプリ「ドライブロケーター」に、ナビゲーション機能を追加してサービスを開始した。
同サービスは「インターナビ ポケット」と呼ばれ、有料のオプションとなるが、5月24日~7月31日まで1カ月間無料で利用できるキャンペーンを展開する。その後は3000円/年(VICS対応は3700円/年)が必要になる。対応機種はiOS4.0以上のiPhone4/4Sで、Android端末には今夏に対応予定。
Google Mapsが無料で提供されているところで、年額3,000円の価値は提供できるのでしょうか?
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このiPhoneアプリは、据置型のインターナビ・リンク対応のカーナビとほぼ同等の機能を実現するもの。地図を内蔵し、ナビゲーション機能を持つ。さらに、インターナビ・リンク対応のカーナビが備える機能も搭載する。具体的には、自動車から収集される移動履歴を基に情報センターで目的地までの最短のルートを割り出す「インターナビ・ルート」や道路状況の変化に応じて新しい経路を提示する「オートリルート」、「音声案内」などの機能である。
ホンダは2011年3月に既にインターナビ・リンクと連携するスマートフォン向けアプリを提供済み(Tech-On!の関連記事)。しかし、Googleマップ上に経路情報を表示し、経路の再検索も自動ではなく、ユーザーが画面にタップして再読込みをするなど、主に助手席での利用を想定したものだった。これに対して今回のアプリは本格的なカーナビであり、運転者がカーナビ代わりに利用できる。
Honda Moto LINC程度の出来だったら、「金返せ!」ってことになりかねませんが、大丈夫なんでしょうか?
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また、5月24日に発売される、車載用ディスプレイコンポ「WX-153CP」(6万9000円)とiPhoneを接続すれば、「インターナビ・ポケット」の画面を表示してルート誘導ができるカーナビとして利用できる。「WX-153CP」は6.1インチディスプレイを搭載したデュアルサイズのコンポで、本体にナビ機能は搭載されておらず、ワンセグやハンズフリー通話に対応するオーディオシステムになっている。なお、「WX-153CP」を購入したユーザーは、アプリ「インターナビ・ポケット」を3年間無料で利用できる。「WX-153CP」は、Android端末との接続には対応しない。
ホンダさんはAndroidには冷たいんですね。 通信モジュールでSBモバイルと協業しているだけでなく、海外でもiPhone対応を進めているからでしょう。