激戦だった今年のル・マンLMP2クラスは大量エントリーのニッサンエンジン勢を押さえ込み、ホンダの2,8リッターV6ターボがクラス優勝している。このエンジンもアメリカン・ル・マン用に開発されたもの。ニュースのウエイトとしちゃマツダのル・マンへのカムバックと同じ重さでございます。
というかアメリカン・ル・マンに現在もマツダは参戦している。今回ル・マンのLPM2クラスで優勝したホンダのライバルだ。こうなってくると「アメリカン・ル・マンってナニ?」になるかと。簡単に言えばアメリカで行われている耐久レースで、車両規定はル・マンに準じている。そのまま出場可能。
だからこそ今回アメリカンホンダのワークスチームと言うべきホンダが出てきたのだった。逆にモータースポーツへの感心を失っているホンダにも驚く。せっかく参戦しているのだから、もう少しPRしたらいいのに。日産だって本社でパブリックビューイングをやった。いろいろ考えさせられた今年のル・マンでした。
ホンダの「無視」を考えればマツダの過大報道の方がエラいかもしれない。
ホンダのWebサイトを見ても、結果どころか参戦するという情報すら載ってません。 2012年のモータースポーツ活動の概要のプレスリリースにも言及されていませんし。
2009年の活動で停まってしまってますね。
もはや日本のホンダが関わらない方が、レースで好成績をあげられるのかもしれません。