トヨタ・カローラ フィールダー1.5G “AEROTOURER”(FF/CVT)【短評】
先に試乗したアクシオは、良くも悪くもカローラらしい乗り味。車体の挙動は安定志向で、パワートレインは燃費重視。乗り心地はやわらかく、静かでラクチンだけれども、ドライバーが能動的にクルマを操ろうとすれば、いろいろな面でダイレクト感に欠ける。これに対して、フィールダーの乗り味は格段にスポーティー。ハンドリングは軽快で、ドライバーの意図する方向に鼻先がすっと動く。アクセル操作に対するパワートレインの反応もより俊敏で、CVT特有の不自然さも気にならないレベルだ。乗り心地はアクシオより固いが、「スポーツワゴン」と考えればむしろ適切だろう。ドライバーにとって、運転して楽しいのは間違いなくこっちである。(中略)
ミニバン全盛の昨今、日本の道路事情にマッチした小型ステーションワゴンは“絶滅危惧種”になりつつある。全幅1700mm以下の5ナンバーサイズに限れば、フィールダー以外には「日産ウイングロード」「ホンダ・フィットシャトル」くらいしか選択肢がない。ウイングロードはデビューから既に7年目。フィットシャトルのスタイリングはモノスペース的で、ステーションワゴンらしくない。そう考えていくと、最新の小型ステーションワゴンは事実上フィールダーの一択になってしまう。筆者にとっては寂しい限りの現状だが、フィールダーが運転して楽しいクルマなのは一筋の光明だった。
我が家の「カローラ・スパシオ 1.8X Gエディション」も、スクラップインセンティブやエコカー補助金にも負けず、いまだ現役。 はや11年目に突入しております。
とはいえ最近は目(ヘッドライトカバー)も黄ばんできました。 15万km乗っているので、パワートレーンも疲労が蓄積しているようです。
次のクルマを探していますが、なかなか良いのがないんですよね。
スパシオは「一応」3列シートなんですが、使うのは年に1回程度。 姪たちも大きくなってきたので、彼女たちでも窮屈でしょう。 5人乗りでいいのですが、荷室は広くなければ困ります。
排気量は純ガソリン車なら1.8Lは欲しいかな。 1.5Lで必要十分というのは理解できますが。
でも今から買うならハイブリッドがいいです。 EVは10年早い。
順当にいけばプリウスαの5人乗りかというところですが、何せ値段も結構します(Gツーリングセレクションで300万円)。 5人乗りはニッケル水素充電池というのも癪に障るし。
いっそプリウスPHVというのも考えられますが、エコウィル稼働中に嫁が乗って出ていることが多いので、発電の受け皿には期待できないようです。
という訳で、まだまだ買い替えるのは難しそうです。