「レガシィ」の企画・開発・生産を米国先行に切り替え 富士重工業 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
富士重工業は8日、主力車種「レガシィ」について、次期モデルから米国での企画、生産を先行させることを明らかにした。これまでは日本で企画、開発、生産をし、生産開始1年後をめどに、米国でも生産する体制だったが、レガシィが米国主体のモデルになったことから、米国先行に切り替える。
対象となるのはレガシィとレガシィのSUV(スポーツ用多目的車)タイプ「アウトバック」。平成21年発売の現行モデルでは、それまでの日本を基準にした設計をやめ、車幅を従来よりも広げるなど、米国の中型セダン、ワゴンとして改良した。
これまでは企画、開発、生産立ち上げも日本で行い、品質問題などをすべてクリアした段階で、北米向けのレガシィの生産を米生産拠点である「SIA(インディアナ州)」でも生産を始めていた。しかし、米国で企画担当者を拡充したほか、工場での品質管理を大幅に強化したことで、米国での生産を日本より先行できるようになるという。
次期レガシィは平成25年に全面改良する予定で、それに向け、現在、米国先行の準備を進めている。
もはや完全に日本のユーザーは置き去りという感じですね。
「小さめ(といっても3ナンバー)が欲しかったら、インプレッサ買ってね」ということのようです。
富士重、日本向けに新コンセプト車 2014年導入 :日本経済新聞
富士重工業は8日、マーケティング活動説明会を開き、2014年に日本市場向けに新型車を導入する意向を示した。08年に発売したミニバン「エクシーガ」以来となる日本向けに開発された新型車となる。同社は国内生産比率が7割と高い。為替の円高が定着するなか、収益力向上のため、日本市場での販売拡大を目指す。
新型車の詳細は明らかにしていないが、「日本市場に適した新型車になる」(富士重幹部)という。
「日本市場に適した」となると、コンパクトカーかミニバンか軽ということになりますが、どれもスバルが苦手にしているものです。
それとも日産ジューク級の小型SUVかな? そちらの方が有望ではないかと思います。
2年後ということですから、焼き直しではなく新型車なんでしょうが。