朝日新聞デジタル:米の燃費基準、倍に引き上げ 1リットル23キロに
米オバマ政権は28日、乗用車と小型トラックの平均走行距離を、2025年までに1ガロン当たり54.5マイル(1リットル当たり約23キロ)に引き上げる新燃費基準を決めた。現在よりほぼ2倍の厳しい水準となる。
昨年末までの基準は1ガロン当たり平均28.6マイル。現行基準では16年までに同35.5マイルまで引き上げることを義務づけている。
基準値は業界としての平均値で、販売する車の構成によってメーカーごとに目標値は異なる。ただ、いずれのメーカーも、達成するには既存車種の燃費の改善に加え、電気自動車やハイブリッド車などの割合を増やす必要に迫られそうだ。
昔ならデトロイトスリーが猛反発して、ロビー活動で修正させたりしたものですが、今はそんな元気もないのかな?
あるいはハイブリッド技術を手の内化できたので、対応するのに困ることはないということなのか。
オバマ米大統領、新燃費規制を手直し-ホンダやテスラに有利 (Bloomberg) - Yahoo!ニュース
2011年11月に初めて提案された新燃費規制には、燃費基準の達成に向けて、代替燃料車を販売するメーカーに追加のクレジット(猶予)を付与する内容が含まれている。28日まとまった新規制最終版では、天然ガス自動車の販売にもEVと同じクレジットを与えることになった。
ホンダは圧縮天然ガスを燃料とする車を米国内で唯一販売している。テスラなど小規模なメーカーは新規則の適用除外だったが、最終版規則では、同規制を活用できるようになる。これらメーカーは、燃費基準を超えたことで取得するクレジットを、基準を満たせない大手メーカーに売ることが認められる。(中略)
米環境保護局(EPA)のジャクソン長官が同日、記者団との電話会議で語ったところによると、同規則は25年までに自動車の平均コストを1800ドル押し上げるが、それ以上の燃料費節減が期待できる。
NGVにもスーパークレジットが与えられるのは、非常に大きな進歩ですね。