ホンダ、2016年の世界販売を600万台に設定

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国内生産100万台を堅持する…ホンダ伊東社長 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

ホンダの伊東孝紳社長は9月21日に東京の本社で記者会見し、中長期の経営方針を発表した。4輪部門は2016年度までに世界販売を600万台に拡大するとともに、国内生産は100万台を堅持する方針を改めて表明した。(中略)
 
国内の生産体制については、鈴鹿製作所を軽自動車を主体とした拠点とし、13年7月に稼動予定の寄居工場(埼玉県寄居町)は『フィット』シリーズを中心に小型車専用工場とする。また、狭山工場については現状で2本ある生産ラインの一部を集約化するなどにより「10車種以上の混流生産が可能な高効率工場にする」(伊東社長)方針だ。

勇ましいことですな。 空気読まなくて大丈夫かい?
寄居が稼働しても「100万台を維持する」というのは、「減らさないけど増やしもしない」という意味なんで、狭山を片方潰すと言っているようなものです。

<ホンダ>自動車の世界販売、16年度は600万台に (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

伊東孝紳社長は同日、東京都内で記者会見し、来年全面改良する小型車フィットについて「世界のどこでもコア商品になれる」と述べ、目標達成の原動力と位置付けた。原油高などを背景に、大型車が人気の北米市場でも、燃費の良い小型車が伸びると判断、14年春稼働のメキシコ新工場はフィットなど小型車専用とする。

もう日本から北米への輸出はほとんどなくなりそうですね。

Car Watch ホンダ、2014年に軽オープンスポーツを発売、「シティ」復活

4輪事業のトピックはいくつかあるが、日本では軽自動車を含めた小型車のラインアップ強化に着手するとし、新型フィット(ジャズ)シリーズを2013年に発売する。同シリーズでは、それぞれ個性の異なる「フィット(ジャズ)」「シティ」に加え、小型SUVを2年以内にグローバルに展開する。(中略)
 
既存の1モーターのハイブリッドシステムについては、モーターの出力とバッテリーの性能を向上させるとともに、新開発のトランスミッションを組み合わせることで、モーター走行域を拡大。同時に回生エネルギーの回収効率を上げ、ハイブリッド車での燃費No.1を目指すとしている。

先日、ジャカルタのモーターショーでCR-ZのMMCが発表されましたが、あれは15kWのモーターを積んでましたね。
燃費No.1を目指すなら、20kW程度は積まなきゃダメでしょう。

ホンダ、1モータHEVを進化させて「燃費ナンバーワン」を目指す - クルマ - Tech-On!

現在、HEVで最も燃費がよい車種はトヨタ自動車の「アクア」で、35.4km/L(JC08モード)。これを上回ることになる。モータの出力や電池の性能を高めて新開発の変速機を搭載、モータのみで走るEV走行距離を伸ばして実現する。
 
HEVについてホンダは2モータ式(Tech-On!関連記事)や3モータ式(Tech-On!関連記事)を今後追加する計画を発表済み。そのうち3モータ式のHEVとして、「レジェンド」の後継車を2014年に日本で投入することを明らかにした。

北米はLHだから、RHは国内で作るんですね。