仏ダッソー社、PLM最新版「V6 2013x」を発表 STEP新規定対応

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仏Dassault Systemes社、PLM基盤ソフトの最新版「V6 2013x」を発表、シミュレーションなど強化 - 設計力向上 - Tech-On!

仏Dassault Systemes社は2012年11月21日、PLM基盤ソフト(プラットフォーム)の最新版「V6 2013x」を発表した。シミュレーション機能、製品データ交換規格「STEP」の新規定の対応などを図った。V6を構成するデータ管理ツール「ENOVIA」、シミュレーションツール「SIMULIA」、3次元CAD「CATIA」などをそれぞれ強化し、V6全体として機能を強化している。(中略)
 
CATIAについては、オンラインモードとオフラインモードの切り替えを容易にする機能を加えた。CATIA V6はデータをV6プラットフォームで管理することを前提としているが、インターネット接続が利用不可能な状況(オフライン時)でもCATIAでの設計作業は進められるようにしておく必要がある。オフラインで利用するときは、オンライン状態で作業対象の設計データを指定してボタンを押すと、手元のパソコンに取り込める。オフライン作業後にオンラインに復帰すると、システムが自動的にデータを同期させる。
 
3Dの製品データ交換規格「STEP」の自動車・航空向け規定「AP242」にも対応。3D形状の通常の形態である境界表現と、表示のためポリゴン分割したデータの読み込みと書き出しを可能にした。将来のバージョンでは、PMI(製品製造情報)の交換にもSTEPを利用し、さらにAP242改訂版に準拠する形でワイヤハーネスのデータ交換も扱う。Dassault Systemes社は今後、PDM(製品データ管理)ツール同士を連携させるための標準としてSTEPを位置付けるという。

ウチの会社は未だにV5R20で、V6移行のスケジュール自体が見えません。
V5のサポート期限いっぱいまで使うつもりかな?