オリンパスに嵐を巻き起こした男-ウッドフォード氏、会社人生を語る (ウォール・ストリート・ジャーナル) - Yahoo!ニュース

ウッドフォード氏は、世界的な注目を集めてくれたとして国際メディアに感謝している。同氏は解任されてから数カ月間、話を聞こうとするあらゆるジャーナリストとの電話取材に1件1件応じた。しかし、同氏の話が世界中で大ニュースになっている中で、際立って関心の低い国が1カ国だけあった。日本だ。
 
同氏は「菊川氏が辞任し、売り上げの全くない3社の買収に通常は10億ドルも費やさないことが明白になったにもかかわらず、(後任社長である)高山修一氏はこれらが戦略的に重要な買収だったと言い張った。そして彼は、オリンパスが7億ドルの助言手数料を支払わなければならなかったのは、良い助言を必要としていたためだったと説明した。彼がこのように発言したこと、そして日本のメディアがそれを鵜呑みにしてそのまま報じたことを見て、この国(日本)は地球上のどことも違うように機能するのだと考え始めた」と語った。
 
同氏はまた、「西側諸国では何か事件が明らかになると、それは論理的に検証され、処理される。不正は日本に限ったことではない。しかし、日本ではメディアが甘く、受動的で、自主検閲をしているため、真のストーリーを報じようとしない。いくらそれが重大であったとしてもだ」と話した。

傍から見ても菊川元会長の「操り人形」と見られていた高山元社長ですが、それでもあれは酷かったですね。
会社人生の最後をあんな風に汚してしまったのは、本人としても残念だっただろうとは思いますが。

ピンチに立たされたとき、正しい行動を取るのは勇気が要りますが、自己保身に走ると惨めな結果が残るだけです。