日産5位転落…復活の鍵はHV 軽で出遅れ、稼ぎ頭のマーチ失速 (SankeiBiz) - Yahoo!ニュース BUSINESS
「昨年は国内市場全体が軽にシフトしていったが、当社はついていけなかった」。日産の片桐隆夫副社長は、シェア低下の理由をこう釈明する。同社の昨年の国内新車販売台数は前年比11.6%増の65万9756台と、2桁の伸びだ。エコカー補助金の効果が大きかったが、それ以上にトヨタ自動車やホンダはHVや軽自動車のヒット車種で、いずれも4割以上の伸びを示した。トヨタはシェアを31.5%に伸ばし、ホンダも11年の5位から2位に躍進した。日産は、軽を得意とするダイハツ工業、スズキの後塵(こうじん)も拝した。
軽の販売では「OEM(相手先ブランドによる生産)調達先のスズキが思うように供給してくれなかった」との恨み節も漏れるが、日産が頭を悩ませるのは、既存の登録車も低迷していることだ。その例は販売第一線にも表れている。都内のある販売店には稼ぎ頭だった小型車「マーチ」の試乗車はおろか、展示車すらない状況。女性販売員は「前のモデルは女性寄りのデザインで男性の受けが悪く、2年前の全面改良でデザインを大幅に変更した。それでも前モデルの方が売れた」とため息をつく。
OEMなんて、人の褌で相撲を取るようなことしてるからそうなるんでしょ?
日産、スズキから「軽」調達縮小 自社開発強化へ :日本経済新聞
日産自動車は今春、スズキからの軽自動車OEM(相手先ブランドによる生産)調達を縮小する。三菱自動車との共同開発会社を通じて2013年6月にも軽の新車を発売するのをにらみ、自社開発車の比重を高める。国内の新車販売の4割に迫る軽は存在感が一段と高まっており、現在はダイハツ工業、スズキ、ホンダが占める国内3強の地位に食い込むことを目指す。(中略)
日産は今春からパレットの調達を打ち切るほか、MRワゴンもモデル刷新するタイミングで段階的に調達を縮小するとしている。
果たしてどんなモデルになるのか、楽しみですね。