ホンダ747万、トヨタ740万、「軽」スズキは565万 -年収&生涯賃金2012【自動車・輸送用機器】 (プレジデント) - Yahoo!ニュース BUSINESS
中でも日産は、逆風下にもかかわらず、中国、メキシコなど新興国市場の販売が好調で、最終損益でトヨタ、ホンダを抜いて、国内勢で初めてトップに立った。ただ、昨年度の報酬が9億8700万円の高額を手に入れたカルロス・ゴーン社長らの経営陣は、その恩恵を十分すぎるほど受けたと見られるが、現場で汗を流して好決算を支えてきた一般社員まではなかなか浸透していなかったようだ。
平均年収をみると、日産は前年に比べ21万円増えて705万円に回復したが、ホンダ(747万円)やトヨタ(740万円)、さらに、部品メーカーで首位のデンソー(768万円)や自転車部品や釣り具が好調のシマノ(805万円)よりも大きく下回っている。
しかも、日産の平均年齢は42.8歳。同業他社では43.6歳のホンダに次いで“高齢化”が加速しており、労務コストの負担増は避けられない。だが、働き盛りでもある40歳の推定年収を比べてみると、日産(645万円)は、トップのトヨタ(785万円)とは140万円の大きな差が開いているほか、いすゞ(686万円)、ダイハツ(682万円)、ホンダ(670万円)、日野(666万円)よりも下回る。日産の賃金体系は、必ずしも年齢が高くても年収が多くなるとは限らないことがわかる。
他所の会社のことなんでどうでもいいんですが、日産は歴史的に社内に「天皇」を作ってしまいがちなんで、物も言えない風通しの悪い風土に逆戻りしなければいいんですけどね。
今年の春闘ではどうなるでしょうか。