リコー、好調「Q10」が映すペンタックス買収効果 :記者の目 :企業 :マーケット :日本経済新聞
「これまでにない勢いで売れている」(リコーの三浦善司副社長)。リコー子会社のペンタックスリコーイメージングが12年10月に発売したミラーレスカメラの新製品「Q10」は経営陣の想定を上回る売れ行きだ。昨年11月はQ10を中心としたミラーレスカメラの国内販売シェア(BCN調べ)がニコンやオリンパスなどを抜きトップに立った。12月は首位から転落したものの20%前後のシェアを維持しているとみられ、年初の1ケタ台のシェアとは雲泥の差だ。
同カメラは手のひらに収まる超小型ボディーや100通りの色のバリエーションなど独自性が高い。画質性能に優れる上、本体の店頭実勢価格が3万円台と比較的低いことが販売好調の理由だが、「売れる」製品を作り出せた背景には買収約1年でペンタックスとの統合成果を計画以上に出せたことがある。
リコーがというよりもペンタックスが頑張ったんだと思いますけどね。
GRの新型はもう出ないのかな?