新エネループで「Panasonic」の文字がデカい訳

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【レポート】新エネループで「Panasonic」ロゴが「eneloop」ロゴに取って代わったワケ (1) 新エネループで「eneloop」ロゴが小さくなった! ネットでは反響続々 | 家電 | マイナビニュース

そして、今回の発表で、大きな変更となっているのは、エネループにおいて、これまで電池本体の中央部に大きく描かれた「eneloop」の文字が小さくなり、代わって「Panasonic」のロゴが大きく描かれた点だ。エネループのトレードマークともいえるスタンダードモデルで採用してきた白地に青などのイメージは残しながらも、これまでの充電式エボルタと同様に、「Panasonic」の文字をメインとし、製品名をその横に小さく表示することとしたのだ。
 
だが、新製品に関する記事が公開された2月28日午後1時30分以降、SNSなどでは、「eneloop」の文字から「Panasonic」に変更することに対して、批判の声を中心にした書き込みが相次いだ。その多くが新たなデザインへの不満であり、従来の「eneloop」の表記に戻すべきといった内容だった。

この話は後から聞いたんですが、大ブーイングになったのも当たり前だよね。

だってパナソニックのデザインセンスってドイヒーだもん。 「eneloop」の思想を体現したブランドアイデンティティーを壊してまで、あれ以上の物は打ち出せないでしょ?

また、パナソニックにはブランドに対する独自の考え方がある。
 
それは、ブランドと呼ぶものは、コーポレートブランドの「Panasonic」と、サブブランドの「VIERA(ビエラ)」「DIGA(ディーガ)」「LUMIX(ルミックス)」そして「EVOLTA」に限るというものである。残りの全てはプロダクトネーム、テクノロジーネーム、カテゴリーネームと呼ばれ、ブランドとは位置付けられていない。
 
直接的な言い方をすれば、あくまでプロダクトネームに過ぎない「eneloop」は、全社的なサブブランドである「EVOLTA」よりも格下に位置付けられているというわけだ。
 
だからこそ、サブブランドである「EVOLTA」ロゴ表示以上に、プロダクトネームの「eneloop」の文字を大きく表示することは、この上下関係からいえばあり得ないといえる。
 
年間出荷本数では、2012年度実績でエネループが1,800万本であるのに対して、エボルタは1,150万本。ブランドの位置付けとは別に、出荷量ではエネループの方が上回るという逆転現象がみられている。しかし、だからといって立場が逆転するわけではない。

知らんがな、そんな内輪の話。

そもそも、なんでパナソニックは「eneloop」事業を手放さなかったのか、そちらの方が不思議です。
生産拠点は富士通系のFDKに売っちゃったんだから、いっそ販売からも手を引くべきだったと思うよ。