“一匹狼”のホンダが、GMと組んだ事情 (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース BUSINESS
両社が共同開発を手掛けるのは、酸素と水素を反応させるFCスタックと、水素を搭載する高圧水素タンクの2つの分野。いずれもFCEVに特有の部品で、それゆえ性能とコストを左右する重要部品だ。FCEVの技術では、化学分野でGMが、装置の小型化などのメカ技術ではホンダが強みを持つ。共同開発に当たっては、両社がそれぞれ保有するFCEVに関する知的所有権を互いに開示し、活用する。
ホンダはすでに独自開発の次世代FCEVを2015年に市販化することを発表している。共同開発技術を用いたFCEVは、2020年に「手ごろな価格」(ホンダ・岩村哲夫副社長)で、次々世代のFCEVとして投入する。
クロスライセンスして共同開発するといっても、部品レベルの要素技術の話でしょう。 クルマとして仕立てるところはまた別の話です。
米国での燃料電池分野の特許総合ランキング、1位GM・2位トヨタ・3位はGMと提携したホンダ | レスポンス
パテント・リザルトは、米国での燃料電池分野について参入企業の競争力に関する調査結果を発表した。
今回の調査は、2011年7月に実施した調査に続くもので、1980年から2013年5月末までに米国特許商標庁で公開された燃料電池関連の特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」で評価し、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計した。
集計の結果、1位はゼネラルモーターズ(GM)で「燃料電池システムの耐腐食性を向上させるとともに効率的に動作させるための技術」など、注目度の高い特許を持つ。
2位のトヨタ自動車は2000年代前半から2008年ごろにかけて出願件数を大きく伸ばした。注目度の高い特許には「燃料電池用燃料補給システム」などがある。
3位はGMと燃料電池車開発で提携を発表したホンダで、2000年代前半から米国で積極的に出願、「燃料電池からの水素漏れを防ぐための技術」など、注目度の高い技術を持つ。
パテント1位と3位が手を組んだ訳ですから、意義は大きいのでしょうね。