最後まで攻める自民党、一人区を捨てた民主党

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

あと2日…攻める自民、守る野党  :日本経済新聞

序盤から一貫して優勢な自民党は、最終盤になっても朝7時すぎには党本部に職員、関係者が集まる。最後まで残った激戦区は岩手、沖縄の2つだけ。この2つの選挙区に「応援へ行きたい」「手助けしたい」との声がひきもきらず、党本部は断るのにひと苦労だという。前職が100人しかおらず、全国の応援態勢づくりに四苦八苦した昨年末の衆院選とは様変わりだ。
 
優勢が伝えられて終盤で逆転される。幹部の失言、ブレで一気に下降する。かつて何度か経験した国政選挙での失敗を繰り返したくないとの思いが、党全体を駆り立てる。圧倒的有利だが、気を緩めない選挙戦を、党幹部は「おそらく、こんな選挙は今後2度とない」と語る。
 
一方、民主党は海江田万里代表、細野豪志幹事長ともに、19日は複数区を回る。トップの自民党を追う2番手を確保するための戦いだ。選挙全体の死命を制する31の1人区には入らない。ライバル、自民党でさえ「劣勢でも1人区を捨てる方法はウチはとらない」と不思議がる。少しでも出てくるはずの比例代表の票が掘り起こせない。次の衆院選、自治体選挙にも影響してくるからだ。

解散がある衆院選と違って、いつ行われるか6年以上前から決まっているのが参院選です。
民主党は本当に何をやっていたんでしょうね。 何度も言われていることですが、政党の体を成していないです。

「自公が勝ち過ぎるのは問題だ」とかいう政治家やコメンテーターがいますが、「巨人が勝ち過ぎてプロ野球が面白くない」というのと同じにしか聴こえませんね。
強者を責めるよりも、敗者を叱咤するべきだと思うんですが。