一部ユーザーで「iOS 7」酔い? 視覚効果で吐き気やめまい

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「iOS 7」の視覚効果で吐き気やめまい、一部ユーザーが報告 (CNET Japan) - Yahoo!ニュース

Appleデバイスを最新のOS「iOS 7」にアップグレードした後、操作時のアニメーション効果が原因で気分が悪くなったと一部のユーザーが報告している。
 
複数のユーザーがAppleのフォーラムでiOS 7に関する不満を訴え、ズーム効果やモーション効果が原因で、吐き気や頭痛、目の痛み、めまい、乗り物酔いを催したと述べた。
 
あるユーザーはアニメーション効果が原因で、車酔いのような症状が出ると述べた。Appleのモバイル端末をほんの数分使っただけで気分が悪くなったので、OSをダウングレードすることを選んだユーザーもいる。

そんなこともあるんだね。

それよりこっちの記事の方が気になりますね。

iOS 7異説:「素人くさいアイコンをデザインしたのはだれ?」 - ZDNet Japan

The Next Web(TNW)というIT系のブログに、「iOS 7が(iOS 6)とあれほど違ってみえるのはなぜ?」というタイトルの記事が出ていた(註1)。この記事の中に「新しいアイコンの多くは、Apple社内の主にマーケティングやコミュニケーション担当部門のメンバーがデザインした」という一文があるのをみて、「なるほど」と思わず膝を打ってしまった。膝を打ってしまったのは、その少し前にiOSの新しいデザインを酷評したThe Vergeの記事(註2)などを目にしていたからだが、その批判についてはいったん脇に置くことにしたい。
 
このTNW記事によると、2012年11月からUI(を含む、Human Interaction)全般を見ることになったJony Iveは、社内で印刷物やウェブマーケティング関連の仕事をしているデザインチームのメンバーの力を借りて、iOS 7のルックスやアイコン用のカラーパレットを決めた後、その結果をiOSのアプリ・デザインチームに持って行き、「内側」をデザインさせたらしい(註3)。「内側」については"interior"としか記されていないが、おそらくアプリを選択し、立ち上げてからの各画面や要素のことと思われる。
 
The New York Times(NYTimes)のBitsブログ(註4)で紹介されていた、Sebstiaan de Withという人物のツィートには「これ(iOS 7のデザイン)はグラフィック・デザイナーの手になるもの。インタラクション(操作)の手がかりも見つかりづらく、アイコンのつくりは極めてお粗末で、タイボグラフィーはHelveticaの使い過ぎ」という指摘(註5)があるが、この指摘と上記のTNWの話の内容とは妙に辻褄が合う。

要するに、UIデザインの専門家じゃなくてグラフィック・デザインの専門家がデザインしたってことでしょうか?
ジョブズが死んで、デザインの絶対基準がなくなってしまったのが本当に痛いのでしょうね。

「iOS7」に続きAndroidもフラットデザイン導入か ネットでは「せめて選ばせてくれ」という声も : J-CASTニュース

流行しているフラットデザインだが、ユーザーから完全に受け入れられているわけではないようだ。「iOS7」にアップデートした人からは、「iOS 7使いにくいすぎ… しかもフラットデザインてダサい…」「iOS7になって、ボタンかどうか分からないデザインのボタンがいくつかあったなー」などという声もツイッターであがっている。フラットデザインのシンプルで平面的という特徴が、画面のどこをクリックできるか区別しづらくさせている。

メディアでは「iOS登場以来の大変革」とか持ち上げていますが、単にノッペリしただけじゃん!?と思うんですけどね。

iTunes11でひっそりとなくなった CoverFlowみたいに、後になって「実はあまり使いやすくなかったんだよねぇ」と元に戻したりしてね。