やらなきゃと思いつつ手付かずだったのですが、ようやく出来ました。
FreeBSD 10.0-RELEASEについてはアナウンスを参照してください。
今回はコンパイラがgccからLLVM Clangに入れ替わったり、package管理ユーティリティがpkgに変更になったりと変化が大きいです。
アップグレードの方法ですが、基本的には 404 Blog Not Found:備忘録 - FreeBSD 10 あれこれ に書いてある通りです。
でもウチは 9.2-RC2からのアップグレードだったのですが、いきなり10.0Rに上げようとすると、
The update metadata is correctly signed,
but failed an integrity check.
Cowardly refusing to proceed any further.
というエラーが出てストップしてしまいます。
結局、「freebsd-update upgrade -r 9.2-RELEASE」してから10.0Rに上げることで解決しました。
他にも
Shared object "libarchive.so.5" not found
なんて言われたので、
# pkg-static delete -f pkg
# /usr/sbin/pkg -v
したり、pkg upgrade -fの後で
Shared object "libssl.so.6" not found
が出るので、結局 portupgrade -af したりしました。
pkgコマンドを使うと
pkg: PACKAGESITE in pkg.conf is deprecated. Please create a repository configuration file
なんて警告が出ますが、
# mv /usr/local/etc/pkg.conf /usr/local/etc/pkg.conf.bak
# mkdir -p /usr/local/etc/pkg/repos
# vi /usr/local/etc/pkg/repos/FreeBSD.conf
として
FreeBSD: {
url: "pkg+http://pkg.FreeBSD.org/${ABI}/latest",
mirror_type: "srv",
enabled: yes
}
という内容のファイルを作ると出なくなります。
手間は掛かりましたが、再インストールするよりは短時間で出来ました。