間もなく始まるAppleのショータイム 何が飛び出すのか - ITmedia ニュース
幹部が「当社の秘密の研究所において過去25年間で最高の製品を準備中だ」と発言するなど、Appleが自ら期待をあおっている側面もある。グラフィックをベースとした現代的なPCをはじめ、スマートフォン、iPod、タブレット端末など、これまで数々のヒット製品を生み出してきた企業にとって、これは極めて高いハードルだ。
今では広く普及しているこうしたガジェットは、革新的で非常に細かいことでも知られたAppleの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ氏の下で生み出されたものだ。そのジョブズ氏は2011年に亡くなった。「ジョブズ氏が自ら選んだ後継者が同氏の魔法を受け継いだのか、あるいはAppleの連勝が終わりを迎えようとしているのか」を見極めるべく、熱心なIT愛好家や投資家、ライバル会社は9日のイベントに登壇するティム・クックCEOをじっくり観察することになるだろう。
「Appleは、同社が果たして何か新しい製品を投入できるのかと疑問に思ってきた人たちをようやく満足させられそうだ。“信じられないようなものを発表する”というクック氏のこれまでの発言が真実だということを投資家が信じ始めたことで、Appleの株価は回復しつつある」と、資産管理会社Destination Wealth Managementのマイケル・ヨシカミCEOは指摘する。
最新の製品が最良なのは当たり前なのですが、「最高」かというとまた違うのだろうと思います。 「期待を超える」ものでないと最高とは呼べないでしょう。
iPhone6登場! 注目すべき3つのポイント | オリジナル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
製品担当のフィル・シラー上級副社長が粛々と伝え続けるスペックは、もちろん”これから”を支えるに相応しい製品であり、最良のiPhoneであることは間違いなかった。しかし、いかにも凄いスペックであるかのように、あおり気味に紹介するのはいつものことだが予想の範疇にある製品だったことは間違いない。（注着）
さて、iPhone 6はあらたなるイノベーションの幕を下ろす歴史的な製品になるのだろうか。確かに素晴らしい製品である上、iOSとiPhone、それにiTunesが創りだす世界観に、グーグルはまだ追いついていない。しかし、感覚的にその差はかなり縮まっているというのが、単体製品としてのiPhone 6の発表を見ての偽らざる感想だ。
その一方で、"iWatch"と巷では言われていたApple Watchは、この分野の製品に関する一つのベンチマークになる製品になりそうだ。冒頭のFlint Centerに話を戻すならば、後に歴史に刻む製品が発表された場として引用されるとするなら、iPhone 6ではなくApple Watchのほうになるだろう。
んー、Apple Watchも、たとえばソニーのSmartWatch3などに対して、それほど大きな違い（消費者に身に着けさせる動機付け）は生み出せていないように思います。
Apple Watchの発売はまだ先（2015年初頭）ですが、ウェアラブルデバイスは既にしてレッドオーシャンなので、iPadのときのような一人勝ちは難しいんじゃないでしょうかね？
ところでこの日は別の意味で歴史に残りそうです。
さようなら「iPod classic」──Apple Storeからホイール付きiPodが消滅 - ITmedia ニュース
米Appleが新iPhoneとApple Watchの発表イベントを開催した9月9日（現地時間）、Apple Storeから「iPod classic」が消えた。
これで、2001年発売の初代iPodから続いたホイール式iPodがApple Storeから姿を消したことになる。
1.8インチのHDD自体がもうディスコンでしょうしね。