広島土砂災害の夜 気象会社が市に警戒促す電話7回:朝日新聞デジタル
広島市の土砂災害で、気象情報会社「ウェザーニューズ」が発生当夜、大雨への警戒を促す電話を7回にわたり市消防局にかけていたことがわかった。被害が集中した安佐南区などで最高の警戒レベルに達したことも伝えたが、その時点でも広島市は避難勧告を出さず、人的被害が相次いだ。
見落としたのは、FAXだけではなかったようです。
具体的には、
同社によると、8月19日午後11時24分、市中央部で積算雨量が80ミリに達したことから、「レベル3となった」と電話。災害時に対応できる態勢構築を促した。
20日午前2時36分には「(被害が出た安佐北区を含む)北西部でレベル4、(安佐南区を含む)南西部でレベル5」と電話。災害対策本部設置の目安となる最高レベルの警戒情報を伝えた。午前3時4分には、さらに2地域でレベル5に達したと電話で伝えた。
午前3時19分には消防局から同社に問い合わせの電話があり、「あと1時間程度は雨脚の強い状況が続く」と回答した。その2分後には生き埋めの子ども2人の救助を求める119番通報も入ったが、この時点でも市は避難勧告を出さなかった。安佐北区の副区長が独断で勧告を出したのは午前4時15分だった。
控えめに言って、誉められた対応ではないですね。
何でもかんでも「お上」のせいにする(自由意志による判断を放棄する)人は好きじゃないですが、一方で避難勧告が出ていれば水平避難は無理だったとしても、2Fへ上がるなど垂直避難は出来たと思います。
残念ですね。