スズキ鈴木会長「地方いじめを東京でやっている」

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

Yahoo!ニュース - スズキ鈴木会長、軽への燃費課税の検討「地方いじめを東京でやっている」 (レスポンス)

鈴木会長は「(軽自動車税引き上げで)軽だけが1000億円の増税を仰せつかった。それに合わせて軽課についても検討するということなので、民間の理解からすれば、検討するということは結論を出すということなので、結論を出して頂きたい」と訴えた。
 
その上で「軽が1000億円の増税をして、また(環境課税で)応分の負担をしろというのは、どういうことか。増税は車を買って頂いたお客様が影響を受ける。公共交通機関の投資をみると都会の密集地についてはずいぶん手厚いが、田舎は投資されていない。お客様からみれば、社会政策上、税負担が(公共交通機関が無く、軽に頼らざるを得ない地方に)偏りすぎてはいないかということがいえる。公共交通機関の無いところはどうにもならない。地方いじめを東京でやっている」と述べた。

「地方いじめ」というが、都市部の住人からしたら「地方交付税など、フリーライドじゃないの?」という見方もあるだろう。

都会の密集地に公共交通機関の投資が集中するのは費用対効果が高いからで、田舎に投資されないのは赤字になるのが見えているから。
軽の税金を安く維持したとしても、いつまで高齢者に運転させるのかという問題は残ります。
公共交通機関が無くてどうにもならないなら、市街地にまとまって住んで少ない費用で公共サービスを維持しましょう、というのが昨今のコンパクトシティの考え方。
もうノスタルジーだけでは地方社会を維持することはできないんじゃないかな?

スズキ、鈴木修社長「過当競争は当たり前」 | 自動車 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

--国内市場ではスズキの健闘ぶりが目立っている。暦年ベースで07年、年度ベースでは06年度から軽自動車ナンバーワンの座をダイハツに奪われてきた。が、今年4月以降、スズキはトップを走っている。
 
シェア争いは今に始まったことではない。ダイハツさんとはもう20年から30年トップ争いをやっている。ここ8年くらい、ウチが2位に甘んじている。競争は永久に続くのだろう。
 
負けてよし、勝ってよしではない。負けたら、勝つこと考える。勝てば、もっと引き離すこと考える。自然の成り行きじゃないですか。死にものぐるいでやっているので、一時的な現象をとらえてどうこう言うものではない。発展するには、やはり競争が大事だと思う。
 
--だが、国内の軽自動車市場は乱売合戦が指摘される。販売店が自社で車を購入し、それが中古車市場に流れる”新古車”が増えているといった声も業界の中で聞かれる。
 
どこも乱売だよ。メシ屋も牛乳屋もゴルフ場も、みなさん(マスコミ)も過剰、過当競争でしょう。4社(スズキ、ダイハツ、ホンダ、三菱自動車)でつくって4社で売るならともかく、4社で作って(OEM供給を受けたメーカーも含む)8社で売っているんですから。ほかの業種より過当競争になるのは当たり前。売るほうが倍なんだもん。

今年はトップ奪回のチャンスなので、「取られたシェアを返してもらう」つもりなんでしょうね。