三菱重工の原発技術、中国企業へ流出の恐れ 政府の圧力で「巨費をドブに捨てる」投資か (Business Journal) - Yahoo!ニュース BUSINESS
三菱重工の仏アレバへの出資は「ドブに捨てるようなもの」との辛辣な声が証券市場から挙がる。巨額の赤字を垂れ流し続けているアレバは、再建のメドがまったく立っていないからだ。
原発事故後、日本や欧米では太陽光など再生可能エネルギーの導入の機運が高まる。アレバは先進国で原発見直しの動きが出ていることに加え、フィンランドなどで建設中の新型の原子炉EPR(欧州加圧水型炉)でトラブルが続き、完成が大幅に遅れた。このため4期連続の最終赤字に陥った。14年12月期の赤字は48億ユーロ(約6400億円)、過去4年間では計78億ユーロ(約1兆500億円)巨額赤字を計上した。
仏大統領府は約40万人の原子力関連産業の雇用を守るため、政府主導でアレバを救済する方針を打ち出した。仏電力公社(EDF)が原子炉製造などを手掛けるアレバNPの株式を過半数取得して傘下に置いたうえ、政府がアレバ本体への資本注入に応じた。アレバ、EDFとも政府が株式の8割以上を保有する。
三菱重工はヘタすると日産のようにフランスの金づるになってしまうかもしれませんね。