特集ワイド:続報真相 「内閣支持率じわり回復」なぜ 官邸の「見える広報」奏功 華やか外交軸、説得役は進次郎氏に - 毎日新聞
「測り難きは人心(ひとごころ)」ということわざがあるが、安倍晋三政権の内閣支持率の推移を見ると、その通りに思えてしまう。「憲法違反」との批判が高まった安全保障関連法案の国会審議中には、内閣支持率は下落したのだが、最近ではじんわりと回復気味なのだ。あの採決強行からわずか2カ月しかたっていないのに、なぜ−−。
ははは。 分かりやすいね!
今回の世論調査の結果について「だから一般大衆は愚か」と考えているのだろうけど、むしろマスコミが考えるより冷静でバランス感覚があるんだと思うよ。
内閣支持率の推移を国民の意識から論じてみようと、世論調査に詳しい東京大准教授の前田幸男さん(政治学)に尋ねた。「政治家のスキャンダル、政治とカネの問題では、マスメディアは政治を追及する論調にまとまりがち。支持率はマスメディアの論調や世論を映す鏡みたいなものなので支持率の下落を招きやすい。安保関連法では世論の反対の声が大きかったが、賛成の声が全くなかったわけではないし、メディアの論調も賛否が分かれていました。そうなると、支持率の下落は一時的で、政権に大きなダメージを与えるものではありません」。このような冷静な答えだった。
「国民の声を代弁する」と云いつつ、自分たちが言いたいことしか言わないマスコミは、もう少し真摯に国民に寄り添った方がいいんじゃないかな?