東京ガスの「ずっとも電気」はお得か?

電気料金の新プラン検証シリーズ(1):東京ガスの「ずっとも電気」、3種類のプランで東京電力に挑む (1/2) - スマートジャパン

「ずっとも電気」の料金プランは東京電力の従来の標準メニューに合わせた体系になっている(図1)。第1のプランは一般の家庭が利用している東京電力の「従量電灯B」に相当する。ただし契約電力が30~60A(アンペア)の場合を対象にしていて、電力の需要が小さい10~20Aの家庭や商店は対象外である。
 
東京電力の従量電灯Bと比較すると、月額固定の基本料金は8%高い(図2)。さらに月間の使用量に応じて変動する電力量料金の単価は最低額の第1段階を20%も高く設定した。その代わりに使用量が多くなった場合に適用する第2段階と第3段階の単価が3~8%低くなる。各段階の料金の適用範囲も拡大して、使用量が多い家庭ほど東京電力よりも安くなる体系だ。

既に報道されていたように、基本的に太陽光発電を付けられないマンション住人向けという感じですね。

ただ新電力各社が深夜料金を使う家庭を取り込めないなら、東京電力は従来通り「オール電化」を推進していけば、ガスからエネルギーシェアを奪い続けることができます。
エネファームやエコウィルなどコジェネに誘導できるような割引施策が、ますます重要になると思いますね。