日産のナンバー3が辞職 前会長の側近、理由は非公表(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
ムニョス氏は、副社長より格上の5人の上級幹部のうちの1人。事業戦略と業績全体の統括責任者で、日産の「ナンバー3」と言われるCPO(チーフ・パフォーマンス・オフィサー)を務めていた。トヨタ自動車から日産に移り、日産にとって重要な市場の北米や中国の担当を歴任。ゴーン前会長の信任が厚く、一時は次期社長候補にも挙げられていた。今年に入ってCPOや中国事業担当の職を外れたことが明らかになり、日産広報は「別の業務に専念する」としていた。
人事を統括する専務執行役員で、ゴーン前会長に近いアルン・バジャージュ氏が通常業務から外れたことも明らかになっている。
少し前に「通所業務を離れて、特命業務に専念する」という報道があったばかりなのにね。
何をそんなに急いで辞めなければならなかったのかな?
ゴーン日産前会長の側近、ムニョス氏が辞職 社内調査のさなか | ロイター
ロイターはこれに先立ち、日産がゴーン前会長を巡る社内調査を拡大し、ムニョス氏が米国で下した決定事項についても調べているとする関係筋の話を伝えていた。複数の関係筋によると、同氏は社内調査に協力していなかったという。
ムニョス氏は、主要7地域の事業と同社の重点市場である中国事業を統括し、CPOとして収益性などの責任者を務めていた。2004年に欧州日産へ入社し、09年にメキシコ日産の社長を務めた後、12年以降は北米事業を長く担い、昨年4月から中国を担当。ゴーン前会長からの信任が厚かった。
自分にまで地検の捜査が及んできたので、逮捕を恐れて高跳びしたのかしらん?
ところでムニョス氏といえば、北米担当役員だった2015年に「(日本勢で2位のホンダを)もちろん凌駕する。全く疑いの余地はない」と鼻息荒く宣言したものの、未だに実現できておらず。
米国日産は販売台数追求でフリート販売に突っ込み過ぎて収益が悪化。 ただいま減産中です。
コミットメントを実現できなかったにもかかわらず、ムニョス氏が中国担当とCPOに栄転したのはなぜでしょうね? おそらくゴーンのお気に入りだったのでしょう。
昨年11/15、カルロス・ゴーンの犯罪が公になる直前には、インタビューでこんなことを言っています。
日産 ムニョスCPO「2022年に中国市場は3500万台規模に」…日産は100万台増目指す | レスポンス(Response.jp)
日産は2018年度から5か年の中期経営計画に着手しており、東風汽車集団との合弁事業を展開する中国ではこの間に100万台の販売増を図る方針だ。17年(暦年)の販売実績が152万台(前年比12%増)なので、22年には250万台規模と17年比で1.7倍程度の大幅な拡大を目指す。
ムニョスCPOは、22年の中国の新車総需要については「3500万台くらいになると想定している」と明らかにした。足元では米国との経済摩擦もあって市場が鈍化しているものの、「モータリーゼーションはまだ低く、地方都市部では普及が見込める。また大都市部では日米のように代替需要が顕在化する」と指摘した。
典型的な大風呂敷ですね。 こういう人が部下に無茶なチャレンジを要求するのだと思いますよ。