北海道ツーリングを考える(5)

新型コロナの影響でバックオフしている業務の予定が、少しずつ固まってきた。

6月後半から7月初旬にかけてのイベントは、6/19に「県境をまたぐ移動が自粛解除」になれば出張で行けるし、ダメでもSkypeで参加する方法もあるので予定通りに開催される。
そのあと早ければ7月下旬から始まるはずだった国内出張(本来は6月初旬に予定されていたもの)は、8月末から9月にかけて延期になりそうとのこと。
よって7月中旬から8月連休までの間は、出張などの業務イベントがないことになる。

ここで北海道ツーリングの実施時期について、2つの選択肢がある。

A. 6月中旬 9.5日間 (仙台→苫小牧)
B. 7月後半 10日間 (大洗→苫小牧)

B.については前後に1週間ずらすことも可能だが、(我社の)7月3連休に5連続有休を付けてしまったほうがいいだろうと考えている。

ツーリングトーク|北海道の初夏の気候(6月から7月中旬)の服装と装備

6月の北海道の天候は安定していて、晴れの日が多くなります。梅雨の日本で北海道だけ晴れています。乾いた空気の中を走るので最も北海道を満喫できる季節です。7月の北海道は蝦夷梅雨の言葉がある様に、雨の日が多くなります。週に2、3日が雨でも珍しくありません。

A.と B.では1ヶ月以上も時期が異なるが、一番大きな違いは気温だろう。
6月中旬の北海道の気温は関東の4月後半くらいだろうと思う。 日が照らずに1日中雨が降るような日は、冬用のジャケットが欲しくなるだろう。
対して7月後半なら関東の6月と同じくらい。 寒さ対策はそれほど重要ではなくなる。 荷物をなるべく少なくしたいと考えているので有利だろう。

ただ降水量は6月よりも7月の方が多いようだ。
今回のツーリングで特に晴天であってほしいのは、留萌から稚内へ向かうオロロンラインと、宗谷岬からオホーツク海沿岸、知床から開陽台までの上陸2日目~4日目の3日間だ。 納沙布岬や襟裳岬は雨でも構わない。
2018年と2019年に、稚内の6月と7月の天気がどうなっていたか見てみよう。

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6月の方が7月より晴れが多いというわけではなくて、どちらも「2、3日晴れて、2、3日降る」くらいの周期で移り変わっている。
であれば寒くない7月の方がよいだろう。 それに7月後半ならば「ゆできび」の直売所も出ているかもしれないし。

嫁には昨夜「7月に北海道へツーリングに行ってくる」と宣言した。 「えー、大丈夫なの?」とは言われたが、ダメとは言われなかったので許可を得たことにする。
新型コロナについては、ひと月遅いB.の方が良いとは限らない。 次の波が来ているかもしれないからだ。
Yahoo!知恵袋を眺めていると、北海道ツーリングに行こうか迷っているという相談がチラホラある。 フェリーの予約をしないといけないからね。

ところで7月後半だとフェリーの空き状況は大丈夫だろうか?
太平洋フェリーで調べてみたら、早割のB寝台があったので予約&購入しておいた。 2輪(400cc以下)と合わせて \11,000とリーズナブルだね。
帰りは自走で魹ヶ崎に寄ってこよう。

ついに賽は投げられた。 あとは新型コロナの収束と、期間中の晴天を祈ろう。