先日、散歩に出かけようとして、アプリから SwitchBot ロックを施錠しようとしたら失敗した。
理由は不明だが、ロックのゼロ点がズレてしまったようだ。

校正しようとしたのだが、何度やっても失敗してしまう。
仕方なくツインロックをいったん解除してそれぞれのロックで校正を行い、再度ツインロックに設定をした。

その後「ツインロックをいったん解除しなくても校正できるようにしてほしい」とフィードバックを送ったところ、

ツインロックモードでも再校正の実行は可能です。
しかし、校正時はメインロックより再校正していただく必要がございます。
また、こちらで確認させていただいたところ、アプリ上での記載ミスが確認取れました。
ご不便とご迷惑をおかけして申し訳ございません。

との回答があった。
ツインロック状態での校正方法を解説した動画も送ってくれた。 こういうサポートには好感が持てる。


再度ツインロックにしたあと、手動で片方のロック(メインロックである上のロック)を施錠/解錠すると、もう一方(下のロック)も連動して動くようになった。
実はこの事象は初めてツインロックにしたときにも起きていたのだが、その後再現しなくなった。 あれは自分の気のせいか、はたまた誤作動だったのかもと忘れていたのだ。

自分がツインロックに設定したい理由は、アプリから施錠/解錠するときにそれぞれのロックに対して操作を行う手間を減らすためだ。
タップするだけとはいえ、施錠/解錠操作が完了するまではタイムラグがあるので、それが2回となるとストレスになる。
小さなストレスだが、それが毎回となると塵も積もれば何とやらだ。

手動で施錠/解錠した場合も連動するのは確かに便利だが、ピッキングなどに対するセキュリティ強度は低下する(1ドア2ロックの意味がなくなる)。
そこで「ツインロックで片方のロックを手動で操作したときに連動するのは仕様か?この機能を無効にすることは可能ですか?」とフィードバックを送ったところ、

大変申し訳ございませんが、ご希望になった機能は、未だ実現されておりません。
お客様からのご意見とご要望は既に記録済みで、改善の参考として弊社技術開発部門にお伝えさせて頂きます。

との回答があった。

どういうこと!? 手動で施錠/解錠した場合も連動するのは、やはり仕様ではなく誤動作なのか?
でも再度ツインロックに設定後は 100%の確率で手動施錠/解錠で連動しているのだが...

「まだ実現されていない機能ということですが、それではこの動画は誤作動を起こしているという理解でよいですか?」と、連動している様子を動画に撮って送った。

すると、

ご説明不足で、ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございません。
 
>この機能を無効にすることは可能ですか?
→ご希望になった機能は、未だ実現されておりません。
 
ツインロックの場合、片方のロックを施錠/解錠する場合、もう片方も連動する機能でございます。
この機能はツインロックモードで手動的に無効にすることができかねます。

セキュリティー上の考えがございましたら、ツインロックモードを解除することをお勧め致します。

との再回答があった。 日本語って難しいね。

どうやら手動で施錠/解錠した場合に連動してしまうのは仕様のようだ。
そもそもツインロックに関しては実装されて日が浅いこともあり、公式サイトの製品情報にもヘルプセンターにも取扱説明書にも記載がない(8/8時点)。
だから手動施錠/解錠が連動するのも、それが仕様なのか誤作動なのか判断ができないのだ。

それにしても『手動連動させたくないならツインロックモードを解除しろ』というのはずいぶん乱暴な回答だと思う。 そこで、

「それではこう要望しましょう。
アプリから施錠/解錠する場合のみ連動させて、手動で施錠/解錠させた場合は連動させない設定を用意してください。」

と再再フィードバックを送っておいた。

こういう都合の悪いことが書けるのは、PRブログの記事ではない自腹レポートの特権だね。
要望がすべて受け入れられるとは思っていないが、ユーザーの選択肢が増えることを願っている。