大洗・那須・足尾ツーリング(初日)

2001年 7月 27日(金)

実は那須に行くのは、今月二度目であった。 最初は嫁さんとクルマで出掛けたのであるが、宿泊した旅館も最高であったし、いうことなしであった。 ただ、「次はバイクで来たいな」との想いを抱いたのも事実。

5年振りに友人Hとツーリングに行くことになって、いくつかルートを考えたのだが、Hは「那須がいい」という。 むろん、こちらにも異論はない。 という訳で、男二人の那須ツーリングと相成ったのであった。

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待ち合わせは、09:00に外環の新倉PA。 飲み物を調達したコンビニで、立ち読みしてたら出発が遅くなってしまい、関越に乗ったのは08:35であった。 幸いそれほど混んでいなかったので、ぬえわkm/h近い速度で突っ走り、待ち合わせの5分前に到着した。

Hの姿が見えなかったので、ケータイのメールをチェックすると、案の定「遅れます」とのメッセージが(前日は出張だったらしい)。 時間の余裕はあるので、トラックのパンク修理を眺めながら、お茶を飲んで時間をつぶす。

待つこと30分、5年前と(というか初めて会った14年前から)変わらぬスタイルのライダーがPAに滑り込んできた。

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挨拶もそこそこにルートの確認。 東北道で一気に那須まで行くのが最短距離だが、それじゃつまらない。 そこで今回は常磐道・北関東道で大洗まで行き、そこから下道で那須を目指すことにする。

外環は少し渋滞したが、常磐道に入ってからは順調に距離を伸ばす。 北関東道と交わる友部JCT手前の友部SAで休憩。

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Hの愛車は、20年連れ添っているCB250Tである。 古さは隠せないが、年式を考えればかなり良いコンディションである。 ただ、ヒビの入ったタイヤは交換した方がいいよ。

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クラッチレバーの遊びを調整するH。 現在はデスクワーク中心の仕事をしているが、元は2輪のメカニックである。

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大洗周辺は、北関東でも有数の海水浴場でもある。 天気が良ければ泳いでも、と思っていたのだが、あいにく台風の余波で、海水浴場は遊泳禁止であった。

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大洗での目的地は「魚忠商店」。 あらかじめインターネットで検索して調べておいたのだ。 お目当ては”岩がき”。 普通の”かき”は冬に食べるものだが、”岩がき”は夏が旬なのだ。 お店の方に「この場で食べたい」とお願いしたら、”岩がき”を開いて作ってくれた。 その味は全くもって「堪えられない」としか言いようのない美味であった。

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大洗から水戸を経由してR118を北上する。 クルマに前を塞がれなければ、とても気持の良い道なのだが。 次の目的地は袋田の滝である。 日本三大瀑布の一つだそうで、二人とも見るのは初めてである。

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滝の周辺は観光地になっており、駐車場は有料の所ばかりである。 バイクを歩道に停めて、土産物屋を冷やかしつつ滝へと向かう。

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昔は川伝いに滝まで行ったらしいのだが、今はトンネルを通っていくことになる(有料:\100)。

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Hが見ているのは案内板

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この夏は雨が降らないせいか水量が少ないような気がしたが、それはそれで白糸を流したように流れる滝は美しかった。

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岩のえぐれ具合から察すると、水量が多い時は観瀑台はびしょ濡れになるんじゃないかな。

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滝壷に落ちた水は、川となって流れていく。 その上に掛かるつり橋があった。 結構揺れてコワイ。

バイクに戻ると、Hのバイクに異変が! メーターに鳥のフンがかけられていた。 路上駐車の天罰か? おまけに、コックからのガソリン漏れが発見された。 どうやらパッキンがイカレてるようだ。 とりあえず、近くのスタンドで給油することにした。

袋田の滝からは、関ノ田和峠~明神峠と辿って、黒羽を目指す。 時間があれば、八講山に行きたかったのだが、またの楽しみに取っておこう。

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今回は、宿を素泊まりで予約したので、黒磯駅前のヨークマートで夕飯と酒を調達する。

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宿はラフォーレ那須。 チェックインして温泉に入り、酒を飲みながら買ってきた晩飯を食べた。


本日の走行距離 292.3km
Google Earth用KMZファイル(自宅~那須) → 20010728.kmz