2002年 4月 6日(土)
昨年は本当によく走りに行った。 その反動ではないが、年が明けてからは全くバイクに跨っていなかった。 トランで走って楽しい山道は、冬季閉鎖の所が多いこともあるが、たまには少しバイクを離れてみるのもいいかなと思ったからだった。
例年より早く開花した桜の時期も終わり、仕事中に天気の良い戸外を眺めていると、段々と「あー、どっか走りに行きてー」と思う気持ちが高まってきた。 弱っていたバッテリーも交換し、あとは行き先を決めるのみ。 地図を眺めては、あれこれ想いを巡らすのも久しぶりだ。
結局、昨年榛名山に上ったときから行ってみたいと思っていた赤城山を、2002年最初のツーリング先にすることにした。
10:30自宅を出発。 近所のコンビニで、お茶とおにぎり1個とリポDを仕入れる。
最後に給油してから120km近く走っていたので、R16のセルフで給油する。 埼玉は全国でも1、2を争うほどガソリンが安い。 セルフだと少量の給油でも気兼ねなく入れるのが良い。 後で「あの時、もっと入れておけば...」と後悔することがないように、給油口近くまで目一杯入れておく。
川越ICから関越に乗り、北を目指す。 行楽日和だったのと、明日は天気が崩れるとの予報のせいか、結構混んでいる。 スキー板を積んだクルマも何台かいたが、バイクは思ったより少なかった。 足を着いてしまうような渋滞も。 それほど長い渋滞ではなさそうなので、おとなしく車の後ろに続く。 寄居PAで休憩。
もう12時近かったので、買ってきたおにぎりを食す。 さらに、売店のだんごが美味そうだったので購入。
再び本線に戻る。 花園ICや藤岡JCTで降りるクルマが多い。 長瀞や軽井沢方面に行くのだろうか。 と、行く手に赤城山が見えてきた。
高崎JCTから北関東自動車道に入る。 クルマが少なくて快適なのだが、強烈な肥料の匂いがヘルメットに入ってくる。 駒形ICで降り、\1,850也をハイウェイカードで払う。
赤城山に上るルートとしては、県道4号(前橋赤城線、赤城道路)と県道16号(大胡赤城線)の2つがある。 今回は牛石峠を通る県道16号で上ってみたいと思う。
IC前を走る県道2号(前橋館林線)から県道40号(藤岡大胡線)に入り北上する。
大胡市街で県道16号(大胡赤城線)に入り、川沿いの道を走る。 段々と勾配が強くなってくるのがわかる。
しばらく気持ち良く流れていたクルマの列が、ピタッと動かなくなってしまった。 しびれを切らして反対車線を数百メートル走り、列の先頭に行ってみると、県道101号線(四ツ塚原之郷前橋線)とクランク状に交差する鼻毛石交差点(ヘンな名前)で渋滞していた。
クランクを過ぎてさらに県道16号を行くと、ぐんまフラワーパークの看板があった。 渋滞の一因はこれか。 確かに花を見るには、今が一番いい季節だろう。
県道16号を上がっていくと、赤城神社に行き当たってしまった。 地図を見直すと、神社の手前で右折すべき所(右手に看板がある所)を、真っ直ぐ来てしまったようだ。
「赤城の山も今宵限り...」の国定忠治にあやかった”忠治館”なる施設があった。
段々とカーブが多くなり、所々離合不能な区間も出現してくる。 改良工事も行われている。 どこの山岳路へ行っても居る、ロードレーサー達を追い抜き登っていく。
と、赤城温泉の入り口で、いきなりゲートが現れ通行止めに。 ゲートの奥の看板によると、路面凍結の為に4/11まで通行止めとのこと。 そういえば、R353と交わる三夜沢交差点に、何か看板らしきものがあったような気もする。
ツーリングマップルには冬季通行止めとは書かれていなかったのだが。 残念といえば残念だが、通行止めになるという情報が得られたことも収穫。 県道4号を走るチャンスができたと思えばいい。
元来た道を下ってゆく。 三夜沢交差点に戻ると、確かに通行止めの看板があった。 ダンプが信号待ちしていると見えないので、できれば道の左側に置いて欲しいものだ。
ちなみに、群馬県内の冬季閉鎖道路の情報は、群馬県警察のサイトに掲載されています(→直リンク)。 今度はちゃんと調べてから行きましょうね! > オレ
R353を西進すると道の駅グリーンフラワー牧場というのがあったので、入ってみることにした。 ここは町営牧場らしい。 写真に写っているのはロバだと思う。
バニラとモカのミックスソフトを食したのだが、コーンの下半分はコーンフレークが入っていて、なんだか損した気分。
もう桜の時期は終わっていたが、満開の時はなかなかだろうと思う。 手前のレールのような物は、全長15mくらいありそうな滑り台。
後編へ続く