2002年 7月 28日(日)
ツーリングも最終日である。
07:00に目が覚める。 Hはまだ寝ている。 テントの入り口にストーブをセットしてお湯を沸かす。
Hは飲みすぎたようで、とてもつらそうだった。 一人でテントを片付ける。
道の駅に戻り、飲み物を調達。 ホタテの串焼きが美味そうだったので食す。
今日はR8を更に西進して、親不知子不知へ行く。 糸魚川を過ぎたあたりでリザーブに入ったのだが、この先はスタンドがあまりなくてちょっと不安。
道の駅「親不知ピアパーク」。 砂浜は海水浴場になっており、沢山の人が泳ぎに来ていた。
昼飯にあら汁を食す。 安くて美味かった。
道の駅でR8を引き返す。 展望台があったので立ち寄った。 Hはしきりに旧北陸本線の跡を探していたが見つからず。 実はここから崖を下った真下にあったらしい。 残念そうだった。
糸魚川からR148で白馬を目指す。 途中でスノーシェッドが連続している区間があった。 前を行くクルマのペースが遅くて、眠くなってしまう。 正直言って、走って楽しい道ではない。
温泉が併設された道の駅「小谷」には、バイクがたくさん止まっていた。 これからまだまだ走らなくてはならないので、今日は素通り。
コンビニで休憩。 まだまだ先は長いなぁ。
白馬からR406で長野に抜ける。 所要時間なら、県道31号線(大町街道、通称オリンピック道路)を通った方が早いのは知っていたが、地図で見る限りこちらの方が面白そうな道に思えたのだ。
職場の先輩からは、「走っていると、寂しくて不安になってくるような道」と聞かされていたのだが、そんなことは全然なくむしろ走りやすかった。
休憩で立ち寄った即売所。 Hがトマトを買ったのは言うまでもない。
善光寺の脇を抜けて、長野市街へ入る。 あちこちにまだ五輪の名残が見える。
最初は長野I.C.から上信越道に乗って帰ろうと思ったのだが、けっこう渋滞していたので、行ける所まで下道で行くことにする。
ところが、R18も信号が多くて時間が掛かった。 疲れたのでスーパーに立ち寄り休憩。
上田バイパスに入ってからは、浅間サンラインを走る。 流れが良くて、一気に距離を稼ぐことができた。
信号がないので、ずっと同じクルマと走っている。 もう陽が沈んでいるのだろうが、トワイライトな状態がずっと続いていて、時間の感覚がわからなくなってしまう。
軽井沢バイパスから、軽井沢I.C.に向かう途中で、非常に濃い霧(というか霧雨)にあう。 それまでが嘘のように気温も低下して、非常に寒かった。
上信越道も非常に混んでいた。 クルマを掻き分け走っているうちに、Hとはぐれてしまった。
藤岡JCT.で関越に入っても追いついてくる気配がなかったので、上里SAに入って待つことにする。
”豚の角煮丼”を食べつつ待ったのだが、一向に来ないので出発する。 あとで携帯に留守電が入って、三芳SAまで行ってしまったらしい。
なんだか尻切れで終わってしまったツーリングだったが、とても楽しかった。 同伴者がいると、自分の考えだけでは行動できなくて疲れる部分もあるのだが、行く先々で体験したことを共有できる相手が居るというのはいいものだ。
本日の走行距離 370.9km
Google Earth用KMZファイル(能生~自宅) → 20020728.kmz