南九州 命の洗濯ツーリング(初日)

2003年 4月27日(日)

山口県の下関市で生まれ育ったので、九州はとても身近なところです。 何せテレビの電波も、北九州の放送局の方が入りがいいので、山口県よりも福岡県での出来事の方が詳しかったりもします。

ところが、九州をバイクで走ったことは一度もありません。 高校の時、小倉まで原付(リード50)で行ったくらい。
中免取ったのは、就職して地元を離れてからだったし、トランザルプで帰省した時も九州へは渡らずじまいでした。

GWは嫁が仕事なので、昨年に引き続きキャンプツーリングに行くことにしてました。
嫁にお伺いを立てたところ、「5/3の法事までに帰ってきてね」というありがたいお言葉。 ということは、4/27から5/2までのロングツーリングが可能になります。 この先、こんな機会が何度あるかわからないので、思い切って九州へと旅立つことにしました。

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フェリーの出港は20:30。 出発の準備は当日の朝から始めました。 毎度の事ながら荷物が多いです。 一人旅なので食事は外食や弁当と割り切り、バーベキュースタンドは持っていきません。

嫁のクルマを洗車したり、地図で計画を練りながら時間をつぶします。 出発は17:45。

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マリンエキスプレスの川崎ターミナルは、川崎市浮島、多摩川を挟んで羽田空港の西側にあります。 一番シンプルなのは、関越道で練馬まで行き、環状8号線をずーっと南下するルートです。 でも日曜日とはいえ、夕方の混む時間帯なので、新座料金所や環八は渋滞が心配です(嫌な思い出がたくさんあります)。

そこで圏央道で八王子まで行って、中央道で高井戸まで戻るルートで行くことにしました。 17:55に狭山日高I.C.から乗り、18:11に日の出I.C.で降ります。 ここから下道で八王子I.C.に向かい、18:41に中央道に入りました。
中央道の八王子以東を走るのは初めてです。 高井戸I.C.の手前でeTrex(ハンディGPS)を見ると、電源が切れていました。 外部電源端子の接触が悪くて、落ちてしまっていたようです。

高井戸I.C.を降りたのが19:12。 ここから環八を下っていきました。 やはり交通量は多く、なかなか進みません。 ちょっと焦ってきます。
結局ターミナルに着いたのは20:05。 急いでチケットを買って乗り場へと向かいます。

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すでに乗用車やバイクの乗り入れは終わっており、トラックが入る1Fに誘導されました。
 
とりあえず身の回りの物だけ持って、船室へ上がります。 空いている二等船室に行き、荷物を降ろすとデッキへ。 間もなく出港しました。 すっかり暗くなった東京湾へと滑り出します。

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夕食はバイキング形式。 美味しかったですが、ちょっと食べ過ぎてしまいました。

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長距離フェリーに乗るのは小学校以来です。 自然にテンションが上り気味になるので、寝られるかちょっと心配でした。
幸い揺れは少なかったものの、エンジンの振動が畳からずっと伝わってきます。

エアマットを敷いた上で毛布を敷いていた人がいて、自分も船室に持って来ればよかったと後悔しました。 出港後は車両甲板が封鎖されるので、バイクに荷物を取りに行けないのです。

お風呂は広い湯船で気持よかったです。 缶ビールを飲んで、23時頃には就寝しました。


本日の走行距離 95km
Google Earth用KMZファイル(自宅~川崎港) → 20030427.kmz