NIKKEI NET: 知財戦略で勝つ 第35回「日本型企業文化を破壊した衝撃的判決」
企業の研究開発は、チームワークを主体にした協同作業であり、特定の功労者やヒーローを出すことは好まなかった。
中学の頃、図書館で『匠の時代』を借りて良く読んでいました。 企業内の開発者にスポットを当てた本です。
NHK『プロジェクトX』でようやく、企業内の開発者の素顔が一般にも知られるようになりましたが、それでも特定の個人名が出てくることは少ないですね。
巨額の支払いを命じる判決が2日連続して出たということは、判例主義から言ってこの流れが続く可能性が高いように思えます。
でも個別契約にする場合でも、雇用者と比べて立場の弱い労働者を保護するような仕組み(算出方法や貢献率の規定)を整備する必要があるのではないでしょうか。