次世代DVDは“理想論”と“現実論”の対決

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ITmedia ライフスタイル:Column:次世代DVDは“理想論”と“現実論”の対決

「HDTVの普及を前提に、HDTVの能力を引き出すための新しいメディアフォーマットが必要」という理由が、本当に新しい市場を形成できるか? といった視点はさておき、そうしたニーズがあると仮定して、新しい映像コンテンツ用ROMメディアに何が求められるかが、BD対HD DVDの比較を行う上で重要な要素になってくる。

BSデジタル/CS 110°放送を、HDDレコーダーにMPEG2ストリームのまま記録するのに慣れると、もう後戻りできませんね。 特にハイビジョン放送においては。

HD DVDは、DVDとの互換性の高さをうたっているけど、ユーザーから見た互換性は「DVD Videoが再生できる」のが重要な訳で、ピックアップが一個だろうが二個だろうが関係ないです。 それは、CDと互換性がないDVDが普及したのも同じこと。
コストの問題も、どんな物だって一定以上に量産すれば価格は下がります。 最終製品に価格転嫁できないほどの、コストの差にはならないように思う。

米国ではHDTV受像機が普及期に入ったようだし、日本でも地上波デジタル開始でBSデジタルにも追い風になっています。 3年後にはHDTVもかなり一般化しているのでは? ”既存の製造設備を転用できるから”なんて志が低い規格では、10年と持たないのではないかしらん。