MT3.0への移行

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本当はまだ公開するblogに使っちゃダメらしいけど、かといって2.66からのデータの移行が終わってしまったので、両方維持するのも大変。 という訳で、MT3.0(D-beta)への移行が完了しました。

MT2.Xからの移行方法(mt-upgrade30.cgi)が用意されているようですが、自分はMT3.0用のCGIディレクトリと公開ディレクトリを作って、新規にMT3.0を導入しました。 その後、MT2.Xから設定やテンプレートのカスタマイズを反映させて、公開OKになってからMT2.Xの公開ディレクトリに書き出すようにしました。 HTML文書の保存方法がMT2.Xと違うので、書き出す前にarchiveディレクトリを削除しておく必要があります。

DB(PostgreSQL)も、MT3.0用のデータベースを作成しました。 最初、エントリーの移行はDBのバックアップ/リストアでやったのですが、当然ながら動きませんでした。 せっかく移行したテンプレートもパーになり、イチからやり直しになりました。

MT2.Xの管理画面から「エントリーの書き出し」を行って、MT3.0で読み込めばいいのですが、書き出し時にIE6.0を使ったので、<や>が実体参照に変換されてしまいました。 エントリー内のタグが解釈されなくて大失敗。 Firebard 0.8を導入して、それで書き出しました。

この方法では、エントリーと投稿者は移行できるのですが、カテゴリーの属性は移行してくれないので、チマチマ書き写す必要がありました。


MT3.0に対する個人的な感想ですが、最初からローカライズされているのは、やはり手間が掛からなくて良いですね。 テンプレートやスタイルシートの記述も、マシになっています。 「真っ白ページ」や「スクロール時の描画不良」(←これには悩まされていました)も無くなったし。

一方で、新機能はTypeKeyだけと言っても過言ではないでしょう。 Moblog機能の標準装備を期待していたので、ちょっと残念。 MT4iのような携帯/PDAなどに対する表示も、標準で対応してほしいところ。 今後に期待です。