優勝ミハエル、2位アロンソ、3位バリチェロ。 完勝とはこういうレースを言うのでしょう。 4回ストップを実行して勝ってしまうとは。
琢磨は1回目のピットアウト直後に、またもやエンジンブローでリタイヤ。 今回は早めに停めました。 いい加減、原因を突き止めないとコンストラクター3位もあぶないです。
バトンはトゥルーリに次いで5位。 最後のピットアウトで前に出られていたら、3位だったんですが。
琢磨がリタイヤしてからは、とても退屈なレースでした。 ところが最後の最後に見せ場が! 3位走行中だったトゥルーリがわずかに開けたインを、バリチェロがこじ開けてそのままフィニッシュラインへ。 CS解説陣も大興奮でした。 ヨーロッパGPで琢磨を「アマチュア」と評したバリチェロですが、「これぞプロの抜き方だよ」といった感じです。 あの接触で目が覚めたのか、最近のバリチェロは切れの良い走りを取り戻していますね。
マクラーレンのデュオが揃って入賞したのも今後に期待を抱かせます。 トヨタはジャガーに抑えられて後方に沈み、ほとんどテレビに映りませんでした。