先日、平井堅のシングルCD「瞳をとじて」をレンタルしてきたのですが、これがレーベルゲートCD2でした。 このCDはリッピングが出来ない代わりに、OpwnMGでコピーコントロールされた楽曲データ(ATRAC3形式)をダウンロードすることができます。
で、やってみたのですが、MAGIQLIP2のインストールまでは問題なかったものの、ダウンロードで失敗します。 一度失敗すると、もう一度ダウンロードしようとしてもダメなんですね。 なんなんだ、これは。
国内のほとんどのレーベルが参加したという、音楽ダウンロードサイトの[ モーラ ]でも、MAGIQLIP2を使います。 試しに無料データをダウンロードしてみたのですが、やっぱり失敗します。 よく見ると、ダイアログにエラーコードが出ていたので、MAGICLIP2のサイトをよく調べたら、FAQに対処方法がありました。 説明通りにやったらダウンロードできました。
でも、もっと分かりやすいところに書いておいてほしいな。 訳が分からずにダウンロード出来ない人はオレだけじゃないと思うぞ。
ちなみに日本における音楽配信サービスの経緯については、ITmedia LifeStyle:音楽ダウンロードはいかにしてここまできたか? 黎明から夜明けまでを参照してください。 DRM(デジタル著作権管理)の使い勝手については、藤本健のDigital Audio Laboratory 第149回:日本の音楽配信サービスの著作権管理を検証の記事が。 ダウンロードした楽曲データの音質については、同じく藤本健のDigital Audio Laboratory 第147回:音楽配信データの音質を検証するが参考になるでしょう。
で、ダウンロードした楽曲はMAGIQLIP2で再生するのですが、SonicStage1.5にも自動的に登録されるんですね。 このあたりは良く出来ています。 ただ、メモリースティック対応(つまりSONYの製品)のポータブルデバイスを持っている人なら、チェックアウト/チェックインできますが、SDメモリーカードを使っているような他メーカーのデバイスじゃ聴けないんでしょうね。
借りてきたシングルCDから作ったMP3データが約500曲あるのですが、これもSonicStage1.5にインポートし管理できます。 すっかりSONYの術中に嵌っているような気もしますが、便利なものは便利です。