文脈に応じて漢字を読み分け 日立の音声合成技術

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ITmediaニュース:文脈に応じて漢字を読み分け 日立の音声合成技術

例えば、同じ「行った」でも、「新宿に行(い)った」「会議を行(おこな)った」と読み分け可能。また、「この道を行(い)った」のように、助詞だけでは区別できない場合でも正確に読み分けられるという。
 
従来技術では、同じ表記の漢字で読み方が異なる場合、正確な読みあらかじめ入力しておく必要があり、手間がかかった。
 
また、音声を構成する「素片」を滑らかに接続する技術を開発。従来よりもより自然な音声で再生できるようになったとしている。

音声読み上げソフトは、IBMの「ProTalker97」くらいしか使ったことがありませんが、こんだけCPUパワーやメモリー搭載量が増大しているのに、音声関係の技術はほとんど進歩していないような気がします。
こういう機能こそ、Windowsに標準搭載されないと、ユーザーに浸透していかないんじゃないかな。

一時、「ViaVoice」などで音声によってPCを操作するのが流行りましたが。 カーナビでも音声認識するのがありますが、あまり使われてなさそう。 ケータイでも、昔は名前を言うと電話をかけてくれる端末があったよね。 どれも下火ということは、(健常者向けの)UIとしては失格なのかしらん。
A.I.などでのブレークスルーがないと難しいってことなのでしょう。