ITmediaアンカーデスク:VAIOに何が起こったか――VAIO Pocket篇
ATRAC3とMP3両方を一度にサポートするポータブルプレーヤーが出てこないのは、一つにはデコーダチップの問題もあるだろう。ATRAC3デコーダチップはほとんどMD用として作られている関係から、1チップ内にMP3やWMA再生機能などを盛り込む意味がない。つまり両方をサポートするには、別途チップが必要なのであり、また複数フォーマットに対応すればそれだけライセンス料も必要なわけだ。それなら企画の段階から戦略的にコトを運んでいかないと、機能に盛り込まれないということになる。
ちょっと古い記事ですが、SONYのポータブルデバイスとATRAC3について考察してあります。 最初から脱線して、VAIO pocket自体についての記事になってなかったりしますが(笑)。
裏を返せば、CLIEがATRAC3とMP3の両方に対応できる理由なのかも。 専用チップを使わずに、汎用のCPUでデコードしているからなんでしょう。
あれっ!? でも確か最近のCDウォークマンはMP3データの再生も出来たような・・・ あまり説得力ないですね。
SonicStageは、MP3からATRAC3へ変換できますが、データの安全保障的には汎用フォーマットの方が安心です。 ですから今後もCCCD以外はMP3でリッピングしていくつもり。