2004年11月 1日(月)
いよいよ今日は最終日。 天気予報通り、朝から快晴。 雨だったら、真っ直ぐ家に帰るところだった。 お店に入るたびに、合羽を脱いだり着たりするのは面倒だからね。
翌朝は07:00に一旦目がさめたのだが、再び寝て結局08:30起床。
身支度をして、ホテルを後にする。 本日最初の目的地は、道後温泉本館である。
本館横の坂道を登って、駐車場にバイクを置く(バイクは無料)。 裏から見た本館はこんな感じ。
お馴染みのアングル。 入り口で記念撮影をする観光客が多い。 道路を隔てた本館の前は、商店街の入り口になっている。
下足箱がたくさん。 何足分あるんだろう?
入館には、入場券を買う必要がある。 ”接待”にも興味があったが、時間も無いので「神の湯・階下」\300にする。
お湯は無色透明だが、なかなかキク。 のぼせそうになったので、湯船に腰掛けてしばらく休んだ。
上がってからしばらく経っても、まだ体が火照っていたので、ちょっと商店街を散策。 L字型に曲がって出たところが、市電の駅。 なかなかハイカラな駅舎だ。
眺めていると、”坊ちゃん列車”なるものがホームに入ってきた。 ディーゼルの黒煙を煙突から吐くミニ機関車だ。 なかなかよく出来ている。
駅の向かいには、足湯のコーナーもあった。
関係ないけど、松山ではかなり大きな交差点でも、右折信号がないことが多い。 あと、進路変更などで、急激な動きをするクルマも目立った。 走るペースは遅いんだけどね。 これも県民性か?
松山城にも寄ってみたかったが、それは嫁と来た時にとっておこう。 急がないと、さぬきうどんが食べられなくなっちゃう!
松山I.C.から松山自動車道に乗る。 交通量が少ないので、120km/hペースで巡航。 でも赤字なんだろうなぁ。 でも、遅い地元の軽にイライラさせられることがないから、観光客にとっては存在価値はあるんだけどね。
石鎚山S.A.で休憩。 じゃこ天を食べたら、すごく味がして美味しかった。 お土産用にも購入(じゃこちくわも)。 あと愛媛といえば”PONジュース” 昔は酸っぱかったけど、最近はマイルドなんだね。 個人的には”搾りたて”って感じの、昔の味が懐かしいけれど。
出発しようとしたら、どこからともなく犬が2匹現れた。 最初はどこかのクルマから降りてきたのだろうと思ったのだが、飼い主らしき人が見当たらない。 ”つがい”のようだが、よくみれば首輪もない。 もしかしたら、捨て犬なのかもしれない。 可哀相に、クルマが入ってくる度に、おびえて走り回っていた。 ひどいことをする人がいるものだ。
JCT.から高松自動車道へ入り、善通寺I.C.で降りる。
名著『恐るべきさぬきうどん』は以前に買ったのだが、今回はわざと持って来なかった。 そんなに思い入れがある訳ではないし、行き当たりばったりで、とりあえずどこかの有名店で食べられればいいかな、ぐらいの気持ちである。
記憶を頼りに、まずは琴平方面へ向かう。 見つけたのが「長田うどん」。
店内は結構広い。 ますレジで注文して食券(というか木札)をもらう。 釜揚げ(大)\350也。
テーブルで待っていると、おばちゃんがダシの入った徳利(暖かい)と、しょうが、刻みねぎを持って来てくれる。
待つことしばし、どんぶりに一杯のお湯に浸かったうどんが出てきた。 小鉢にダシを注ぎ、しょうがをすり下ろしてねぎを入れ、うどんを浸す。
んまい。
うどんが長いので、適量を箸でつかむのが難しい。 結局、一本一本つまんで食べた。 お土産用のうどん(3食・だし入り)も買って帰る。
このあと「山越」へ行ったのだが、着いたのは13:40。 残念ながら営業は13:30までだった。 本場の”かまたま”を食べてみたかったのだが。
他のお店に行くことも考えたが、もう時間的に閉店という店が多いだろう。 こちらも長い旅路を残しているので、あきらめて帰路につく。
R32は流れがいい。 でも高松市街に近づくにつれて、渋滞してきた。 高松中央I.C.からから乗ったのだが、高松西I.C.から乗ればよかったな。
高速に乗ってからは、120~140km/hペースで飛ばす。 だんだん淡路島が近づいてきた。
見えてきたのは大鳴門橋。
写真を撮りながら走るので、ちょっと前後のクルマとの間隔を調整。
主塔の真下からパチリ!
うーん、感想としては結構普通。 関門橋と大して変わらん印象だった。 ちなみに、大鳴門橋は最大支間は876m。 関門橋は712mだから、大きさもそんなに違わないしね。
淡路島なんて、すぐに渡りきってしまうだろうと思ってたんだけど。 いやー、長い長い。
淡路島を西へ東へ蛇行しながら北へ進む。 景色は最高。
さて、いよいよお待ちかねの明石海峡大橋。 何、あれ! こんなに遠いのに、なんであんなに大きいの!?
でっけー! なんちゅう主塔の高さだろう。 笑っちゃうね。
なんか橋が両手を広げてるって感じ。
向こうの主塔が、あんなに遠くに見える~。 明石海峡大橋の最大支間はなんと1,991mで、ダントツの世界一。 南備讃瀬戸大橋が1,100mというから、倍近く違うことになる。
瀬戸大橋は夜に渡ったので、あまり楽しめなかったけど、今回は楽しめた。 これで本四連絡橋3ルートのうち、残すは”しまなみ海道”のみ。 ちなみに、四国で行っていないのは高知県のみ。 来年には行きたいね。
日も暮れてきて、だいぶ冷えてきた。 給油がてら、西宮名塩S.A.で休憩。 たこ焼きが美味そうだったので、食べてみた。
8個も入ってボリュームたっぷり。 だったのだが、なんか好みと違うなぁ。 生地が美味しくない感じ。 出来立てでものすごく熱かったこともあって、全部食べるのにとても苦労した。
駒ケ岳S.A.で給油。
もつ煮を食べる。
23:32 帰宅。 二泊四日の強行軍だったが、充実したツーリングだった。 思い切って行って良かったと思う。
総走行距離は、2,324.2kmだった。
本日の走行距離 912.1km
Google Earth用KMZファイル → 20041101.kmz