タダの「ほぼ日」が儲かる秘密、糸井重里氏インタビュー - nikkeibp.jp
――人気の理由は、もともと理屈でうまく説明なんてできないと?
糸井: 早い話が「俺はどんなに素晴らしいか」を女の人に説明したって、口説かれてはくれないということですよ。それより好きか嫌いか、でしょう。人間社会というのは、実は口説く前に好き嫌いが決まっているみたいなところで関係が成り立っているわけで、そこを認めたくない人がいくらロジックを組み立てても女の人は口説けない。
―― たしかに、あんたの言うことは100%正しいけど、あんたのことは好きじゃない。だからあんたの言うことを聞かないよ、というケースってすごく多いですよね。
最近は会社でこういうことを言うヤツが多いね。 人間的な好悪を仕事に持ち込んじゃダメだと思うんだけど。 もっとドライに、割り切った方がラクだと思うけどね。
それはさておき、「ほぼ日」は以前にも何度か見に行ったことがあります。 だけど、自分の場合はリピーターにはならなかったです。 その理由は「トクな情報や最新のニュースなどは別に見あたらない、つまり見に行く「必然性」は別にない」からかもしれません。 ネットで”のほほん”としたいとも思わないし、考え事する時間もないし。
糸井氏に限らず、有名人が主催しているサイトって、あまり見に行かないですね。 村上龍しかり、西原理恵子しかり。
ところで電通って、Webの世界ではどの程度影響力を保持しているのでしょうか? マーケティング媒体として、ネットがリアルを超えるようになった時、電通支配はどうなるのでしょうね。