海外販売の好調から自動車の増産が続いているため、トヨタの地元・愛知県では昨年11月の有効求人倍率(季節調整値)が1・64倍と、10カ月連続で全国1位。日産自動車やホンダ、富士重工業が関連工場を持つ群馬、栃木両県も、全国2、3位と高水準になっている。
特に人手不足が深刻な名古屋周辺では、女性の採用も重視。日産系の愛知機械工業熱田工場(名古屋市)では、エンジン製造ラインの組立台の高さを自由に調節し、身長に合わせ作業しやすいように工夫している。将来的には従業員の半数を女性にする方針だ。
生産設備のトレンドは、省人→省力→エルゴと変化しています。 女性のみならず、高齢のライン作業者もいますしね。
米国などの自動車工場では、女性のライン作業者は珍しくありません。 実際、完成車検査などでは、細かい差異を見落とさない女性の”目”が有効な気がします。