ソフトバンク、ツーカー3社の買収に名乗り :ITビジネス&ニュース
KDDIは「au」ブランドの携帯電話事業も手掛けており、重複解消が課題。同社は今年3月にツーカー3社を完全子会社化したうえで、他社への売却か「au」事業への吸収を検討する。ただ、ツーカーは高齢者向けの機能を絞った端末がヒットし、昨年11月から契約者数が増加に転じた。業績が急回復しており、売却案は当面、先送りされる可能性もある。
予想通りですね。 「金で時間を買う」孫社長のことですから、当然の動きでしょう。 2Gに取り残されたツーカーですが、喉から手が出るほど欲しい800MHz帯を持っているのですから。 むしろあれだけ騒いだのは、この買収の布石だったのでは?とも思えます。
続報です。
ソフトバンクがツーカー買収報道を否定,KDDIはノーコメント : IT Pro ニュース
ある通信業界関係者は「KDDIが周波数の権利を保有するツーカー・グループを売却する気が本当にあるのかどうか疑問。ソフトバンクにしてもここでツーカー・グループを買収したら,周波数を新たに獲得し参入するという目標では負けとなる」と首をかしげる。「そもそも東名阪のみの携帯電話事業者を獲得してどうするのか。福岡ソフトバンクホークスの本拠地である九州もカバーできない。それよりも全国に展開できるボーダフォンの日本事業の方が魅力的」(同)。
でも英Vordafonが、日本での事業を売却するとは思えないし、ソフトバンクが独自で意思決定をできない事業をやるはずもない。
カバーエリアの件は、元々新規参入の予定で中継局の用地選定までやってるくらいだし。 東名阪をやらずに済むなら、それ以外の地域に力を注げるしね。