NIKKEI NET:ホンダ、専務8人体制で海外事業を集団指導
ホンダは25日、4月1日以降の新しい経営体制を発表した。20年間にわたり同社の生命線である北米事業を率いてきた雨宮高一副社長(64)が6月末で退任。専務取締役を5人から8人に増やし、中国担当役員が初めて昇格する。北米依存体質からの脱却を象徴するとともに、急拡大する海外事業に集団指導体制で臨む。
中国での売り上げが日本市場を上回るのも、そう遠い将来ではないでしょうから、当然といえば当然ですね。
続きです。
また本田技術研究所社長には4月から、現生産本部長の白石基厚専務(58)が就く。世界の自動車メーカーで唯一、研究開発部門を別会社化しているホンダで、開発畑以外から研究所トップに就くのは21年ぶり。開発・生産両部門の連携を深め、一段の競争力向上につなげる。
これにはちょっとオドロキだけど、トップもそういう問題意識があったってことだね。 それにしても、白石さん、まだ58だったんだ。 ひょっとして技研の社長なんてことも?
続報です。
ホンダが成長持続へ大胆人事、研究・生産の役員入れ替えへ - nikkeibp.jp - 企業・経営
今回の大胆な入れ替えに、福井威夫社長は「ホンダも大企業になり、研究と生産の間では、電話だけで簡単に仕事の話が進むという雰囲気がなくなりつつある。トップを入れ替えて、両部門でお互いの“顔”が見える状態に戻したい」と言う。
本田技術研究所の小田垣邦道専務は「事業が海外に広がり電話や電子メールでの連絡が増えた。こうなると、未知の相手とは円滑に仕事が進み難い。研究開発と生産との間のパイプを太くする努力を続けており、その延長線上に今回の人事もある」と説明する。
清水も澱めば濁るの例えもあるし、常に変わり続けて自ら刺激を与えていく必要があるのでしょうね。