オープンソースコンパイラ「GCC 4.0」の目玉は高速化

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ITmedia エンタープライズ:オープンソースコンパイラ「GCC 4.0」の目玉は高速化

現行のGCCリリースのメンテナー、マーク・ミッチェル氏はinternetnews.comの取材に対し、「GCC 4.0の最大の特徴、そしてこのバージョンが3.5ではなく4.0と呼ばれることになった最大の理由が、新しい最適化インフラであることは間違いない」と語った。
 
「大ざっぱに言えば、GCCの従来バージョンでは、ほとんどすべての最適化処理を機械語命令のレベルで行っていた。残念ながら、そのレベルに行く段階で多くの情報が失われてしまうのだ。このためGCC 4.0では、最適化処理の多くを入力プログラムにずっと近いレベルで行うようにしている」(ミッチェル氏)

GCC 3.Xは最適化に関しては期待ハズレだったからね。 これからデュアルコアとかが入ってくると、さらにコンパイラの品質は重要になるだろうし、頑張ってほしいね。