ITmediaニュース:車が「目となり耳となる」渋滞回避システム
つい最近のことだ。ジョージ・リスト氏が通勤途中にドーナツを買い、運転席に戻ると、カップホルダーからルートを変えるよう勧める声が聞こえた。正確に言うと車がしゃべったのではなく、この声はホルダーに取り付けられた携帯コンピュータが発したものだ。このコンピュータはリスト氏の車とこの地域を走る200台の車をつないでいる。すべての車両の位置や移動速度などのデータを利用し、ある時点での地域の交通状況を描き出しているのだ。
このシステムは行く先に渋滞を検出すると、もっと短時間で着けるルートを手早く計算する。
「『これはおもしろい。私がほかのことをやっていた間に、このマシンは自分で考えを変えたんだ』と私は言ったんだ」(同氏)
マシンの勧めに従ったところ、別の道から遠くに渋滞が見えたという。
ホンダの「インターナビ・プレミアムクラブ」でやってる『プレミアムメンバーズVICS』と同様のシステムですね。
こういうのは、個々の会社が独自でやるより、行政、業界が一体になってやった方がいいと思うんですけど。