Honda、名古屋大学と共同でイネの収穫量を増加させる遺伝子を解明
Hondaは2002年に背丈を低くし倒れにくくすることで収穫量の増大に貢献する半矮性遺伝子sd1の解明に名古屋大学と共同で成功している。このsd1遺伝子と今回明らかとなったGn1a遺伝子を合わせもつコシヒカリを交配法によって育成したところ、収穫量が約23%も増加し、かつ倒れにくいという特徴を示すことも実証できた。将来、これら遺伝子の効果を利用することにより、世界中で栽培されているイネ品種の収穫量を飛躍的に増加させることも夢ではないと考えられる。
ホンダが大豆の輸入で儲けているのは有名ですが、イネの遺伝子の研究をしているとは知りませんでした。 なぜイネ?
昨今は化石燃料資源の争奪戦の様相ですが、遠くない将来には食料の奪い合いが始まるのは目に見えています。 こういう研究は有益だと思うのですが、遺伝子組み換え大豆への拒否反応を見ていると、日本で遺伝子組み換え米が受け入れられるまでは、非常に時間が掛かりそうですね。