NIKKEI NET:マツダ、新車を効率開発・試作金型を不要に
マツダは効率的な新車開発技術を確立した。高度なデジタル化技術を活用し設計・開発作業の精度を高めることで、試作車専用の金型を不要にする。すでに1車種に適用、今後、開発中の5車種に拡大する。1台当たり数十億円を要する試作金型をゼロにすることで、開発費の圧縮と開発期間の短縮を図る。
方向性としては正しいと思うのですが、プレスと樹脂では違いますしね。 樹脂ならRPでしのげるでしょうが、プレスだと金型無しでは大変です。 試作車ゼロが理想とはいうものの、走行テストやクラッシュテストを行わない訳にもいかないので、ブツ無し検証への道は遠いです。
さらに、現地生産の増加で量産用金型というのは、日本だけでなく世界に無数にある訳です。 試作用金型を節約するよりも、いかに設変を少なくするかが課題でしょう。