庭仕事やオイル交換をしながら、PC内の音楽ライブラリの整理を行いました。
最初は mp3の 128kbpsで録音していたのを、今年に入って192kbpsで録音するようにしていました。
でも、改めて考えてみると、CLIEなどに入れて外で聴くという機会は、自分にとっては非常にまれなことです。 飲み会の日の電車通勤か、出張の時くらい? ほとんどは、部屋でPCを使いながら(あるいは庭仕事しながら)聴くというパターン。 だったら、別にmp3じゃなくても、16bitリニアPCMのWAVでいいじゃん。
あ、もちろん WMA LosslessやApple Losslessなどの可逆圧縮フォーマットの存在も知ってます。 でも、6割程度にしか圧縮できないみたいだし、相互運用性を考えるとWAVの方がいいです。
確かにmp3(128kbps)に比べて、WAVはファイルの大きさが約10倍程度になります。 これまで録り貯めたmp3ファイルは約4300曲、約23GBあります。 これが10倍になるということは、230GB? 現在使っているHDDは120GBしかないので、これじゃ溢れてしまいますね。
でも今や250GBのHDDなんて、1万円ちょっとしかしません。 400GBで2万5千円です。 CDから音質劣化なしで保存できることを考えると、充分リーズナブルと言えるのではないでしょうか?
まさに、量(HDD)の拡大が(音)質の変化を生むという一例ですね。
普通のJ-POPを聴いている分にはmp3でも不満は感じないのですが、それでもFayrayさんとか「いい音で聴きたい」と思うアーティストはいます。 新規の録音は全てWAVにしますが、既に録音済みアーティストでも、時間を見つけてWAVに置き換えていく予定です。
また、これまでは見送っていたクラッシック系のアルバムも、PCに取り込んでいく予定です。 ピアノが好きで、グールドのアルバムとか結構持っているので。
利点もあって、今までレンタルで買ってCDを複製していたヤツが何枚かあるのですが、そいつらは処分できます。 さらに、ほとんど聴く機会がなくなったCDを処分するなり、ダンボールに入れて収納すれば、CDラックには”ドライブに持っていく機会が多いやつ”だけ置けばいいので、かなりスペースを節約できるでしょう。
あと、録音にかかる時間も短くなりました。 エンコードがなくなり、単純にCDからの読み出しだけなので。
欠点はポータビリティーかな。 海外出張などの際は、2.5インチUSB接続のHDDに入れていく予定ですが、転送時間がおそろしく掛かりそうです。