ソニー、“ATRACロスレス”対応のSonic Stageを公開
さらに、可逆圧縮コーデックの「ATRAC Advanced Lossless」をサポートし、音楽CDから同形式での取り込みが可能となった。アップデートの内容は以下の通り。
- ダイナミックプレイリスト機能を追加
- ATRAC Audio Deviceへプレイリストを自動転送したときに、マイ ライブラリ上で更新されたプレイリストを入れ替えできる
- ATRAC Advanced Lossless形式での音楽CDからの取り込みに対応
- 音楽CDをWMA形式でSonicStageに取り込み可能
- 音楽CDを挿入したときに、自動的に音楽CDのジャケット画像を表示
ひそかに一番の重要ポイントは、WMAでの取り込みに対応した点だったりして(再生はいままでも可能)。
さらに引用。
ソニーによれば、AALはATRAC3plusを基本層としながら、ロスレス符号化を拡張層に持つスケーラブルな構造を採用。AALファイルは通常の音楽CD(リニアPCM 1,411kbps)に比べ、約30~80%の容量に圧縮しながら、原音に完全に再現できるロスレス圧縮形式となっている。
また、基本層をATRAC3plusとしているためポータブルオーディオプレーヤーなどでの利用時にATRAC3plusの基本層のみを転送できる。そのため、パソコンでの音楽CD取り込みや、音楽配信の高音質データとしてAALを利用。容量の少ないポータブルプレーヤーなどへの転送時にはATRAC3plus、といった使い分けも可能となる。
SonicStageの[設定]-[音楽CD録音]で録音形式をAALに指定。コアコーデックをATRAC3plus 256kbpsに設定して音楽CDからAALで取り込んでみたところ、5分28秒の曲でファイルサイズは35.43MB(約865kbps)となった。通常の音楽CD(CDDA/1,411kbps)と比較すると、約61%まで圧縮された計算となる。
圧縮率は、Apple LosslessやWMA Losslessと同じですね。 だったら、mp3みたいに標準規格を作ればいいのに。
やっぱPCM(WAV)が一番いいよ。