ホンダ、全車種併売へ、実質1チャンネル体制に移行

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日刊自動車新聞社:ホンダ、全車種併売へ、実質1チャンネル体制に移行

ホンダは国内販売体制を見直す。これまでプリモ店が販売していた軽自動車を登録車専売のクリオ店、ベルノ店を含む3チャンネルで併売する。軽以外の専売車種についても、全面改良のタイミングに合わせて順次、全チャンネルで併売する。これにより、国内体制を実質的に一本化して販売力を強化する。系列別でも、小規模店が多いプリモ店を絞り込むことで、販売力の高いプリモ店を選別する。14日に開く全国販社ミーティングで正式に方針を伝える。

プレスリリースはまだ出ていませんが、今朝の日刊自動車新聞の1面トップでしたね。

これまでもオデッセイやCR-V、ステップワゴンなどは3系列併売でしたが、これからは全車種が併売となるようです。
つまり、プリモでレジェンドも売るし、クリオやベルノで軽自動車を買うこともできる訳です。
ただ、扱い車種が多くなることで営業の負担は増えますし、FMCから時間が経った車種がほったらかしになったりしそう。 ホンダは否定していますが、最終的には日産のように2、もしくは1系列へ再編するんでしょう。

続報です。

NIKKEI NET:ホンダ、国内販売網を統合・来春から全系列で全車種併売

ホンダは販売系列(チャネル)ごとに車種を分けてきた国内販売体制を見直す。来春から約30の全車種を3つの系列すべてで取り扱う「併売」に切り替え、事実上1系列にする。需要が伸びている軽自動車を全店で扱うなどの販売てこ入れにつなげる。トヨタ自動車、日産自動車などは販売体制の見直しで先行しており、大手の販売再編策が出そろう。
 
ホンダの販売系列は「プリモ」「クリオ」「ベルノ」の3系列で、店舗数は約2400拠点。全車種併売への移行は来春に予定する新型軽乗用車の発売に合わせ一斉に実施する。

「下流」の増大に合わせて、軽自動車需要は拡大するでしょうから、軽の併売は当然でしょうね。
ただプリモの「既得権益」でもあった訳で、なかなか手が付けられなかったのがようやく、というところでしょうか。