ホンダがアルゼンチンに二輪車工場 小型バイク生産へ

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asahi.com: ホンダがアルゼンチンに二輪車工場 小型バイク生産へ

ホンダは12日、アルゼンチンに二輪車工場を新設すると発表した。約1億2000万円を投じて倉庫を改修し、06年半ばから排気量105ccの小型バイクをつくる。生産能力は年1万5000台で、新たに約30人を雇う。ホンダによると、経済危機を克服した同国では二輪車の需要が急増し、05年の市場規模は前年の2.7倍の約17万5000台、最大手のホンダは過去最高の約4万台を売る見込み。ホンダは現在、22カ国で二輪車を生産。現地生産を新たな国で手がけるのは97年のベトナム以来。

ブラジルでは”ししゃもカブ”を生産してますが、アルゼンチンではどんなバイクを生産するんでしょうね。

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日本の「ものづくり」の世界における底力を見せつけられたような気がして、入交氏の話には、久しぶりに日本人としては誇らしい気持ちになったものの、このポジションを維持できるものかどうか逆に不安になった。特に「世界の工場」として日本にキャッチアップして追い抜くことを国家目標としている中国が、このままの状態を見過ごしておくとも思えない。入交氏も同様の見方をしていて、近い将来、中国国内の二輪車メーカーの乱立状態を整理していく公算が強いという。

インドもだけど、今一番成長しているのはインドネシア市場じゃないかな。 現地のホンダの工場の生産能力は17,000台/日というからスゴイよね。

日本のメーカーがすごいのは、市場や国民性に合ったバイクをきめ細かく供給する力を持っていることでしょうね。 インドネシアとタイとベトナムでも、同じように見えてかなり違うし。 単なる大量生産ではないのです。

むかーし、「進展国でもモータリゼーションはバイクを飛び越えてクルマへ行く。バイクは終わり」的な意見もあったのだけど、世界のバイク市場はまだ拡大し続けていますね。 舗装してない道でも走れて、洋服も汚れない、荷物も(人も?)たくさん積めるカブタイプのバイクに対する需要は高いです。

とはいえここ10年、あるいは5年くらいがかき入れ時でしょう。 その後はクルマ社会に移行するか、エネルギー問題などで世界全体が停滞するか。 中国企業がキャッチアップしてくる頃には、もう黄金期は終わっているような気がします。