大きく見れば、Intel Core Duo Calistoga Radeon X1600というありふれた構成だが、細かいところを見ると使っているパーツや構成にかなり違いが見られる。特にリセットスイッチなど、PC系ならICH7-Mのリセット端子に直結しているべきものが、わざわざマイクロコントローラを介してI2Cで接続されているというあたりなど、間違いなく「文法」が異なる。
最初はこのマシン、PC系のOEMベンダーに設計から外注しただけではないかと思っていたが、内部は明らかにAppleの設計によるものである。PCとしてみた場合かなり異質な構成であり、今後EFIのローダなどが出てきてWindowsやLinuxが動いたとしても、システムドライバの周りで随分問題が出てきそうな印象を受ける構成だった。
最近のマザーボードは、ちゃんと対応したINFファイルやシステムドライバがないとダメだしね。
AppleがWindows向けにINFファイル等を供給するかというと、ちょっと期待できなさそう。